最近のひまりは、ウサギのぬいぐるみととても仲良し。
「うさちゃん、うさちゃん」と連呼し、抱っこし、なでなでし、とても可愛がる。

でも、一番のお気に入りはうさちゃんに意地悪をすること。
ご飯の時に隣に座らせるのは何時ものこと。
そして「あーん!」とうさちゃんの口のそばに食べ物を持っていく。
食べさせてあげるのかと思いきや、そこでスプーンを反転し、自分の口の中にパクッと入れて得意顔。
私が「うさちゃんも食べたいって言ってるよ」と教えてあげる。
すると、またうさちゃんの口元まで持っていき、「アーン!」と言いながら自分の口にいれてモグモグ。

「ひまり、意地悪したの?」
というと、ニコニコして「うん!」と首を縦に2度振った。
あれ?意地悪は褒め言葉じゃないんだけど、、、。

これは、ひまりパパの有希が、ひまりにご飯を食べさせる時にやる遊びと一緒。
ひまりは有希に意地悪をされて、どうやら遊んでもらっていると感じているよう。
意地悪をされているのに、大喜びでキャハハ~と笑ってしまうのだ。
「パパ、意地悪だね~」と言うと嬉しそうに「うん!」と大笑い。

無邪気。
無邪気すぎて意地悪が理解できないのだ。
無邪気とは邪な心が無いということ。
ひまりは誰もが優しく、素直な心で自分に接してくれていると信じている。

だから、パパの意地悪を、自分のために遊んでくれていると幸せに思い込んでいるのだろう。

だから、大好きなうさちゃんにも同じことをして遊んであげているつもりなのだ。
パパを真似て、それが上手に出来た自分にも大得意になって大笑いになってしまう。

ひまりは意地悪の概念がない。
意地悪後の笑顔があまりにも楽しそうで、こちらの邪気まで消されてしまう。

無邪気とは、すごいことだ。

大人に近づき、いつか無邪気に見えるように、人に意地悪する日がやってくる。
その時に伝いたい。

邪気がなかった頃のお話。
誰もが優しくて素直な心を持っていると信じていた頃のお話。

ひまりを見ていて私は気づいたんだよ。
人に接する時に無邪気でいること。
それは向かい合った相手の邪気を払い、笑顔に変える力になるということ。