ひまりの乗ったIKEAのショッピングカートをクルクル回して遊ぶ有希。

久しぶりに家族で買い物。
電車に1時間、南船橋のIKEAとららぽーとへ行く。

ひまりは大人のお付き合い。

お付き合いといっても、ひまりに我慢という文字はない。


そもそも1歳児に我慢なんて出来るのかすら謎である。

もし、我慢ができてしまう1歳児がいたら、なんだか気の毒だ。


買い物が始まり1時間以上が経過し、ひまりはだんだんとぐずり始めた。

自分の行きたい方向にいけなかったり、置いてあるものを掴んでは戻されたり、そういうことにだんだんとストレスを溜めていたのか、突然、どんなに機嫌をとっても「イヤ~」と叫ぶようになる。


急いで、幼児の遊べる子ども広場というスペースに向かった。

ファミリーが客層のショッピングモールには、大抵幼児が遊べるスペースがある。

ひまりは靴を脱いで遊べる幼児スペースをこよなく愛している。

機嫌が悪くなったら、ひと休みならぬ「ひと遊び」がひまり連れ買い物のルールだ。


靴を脱がせて「遊ぼう!」というと、今まで泣いていたのが嘘のようにあっという間に笑顔になる。
裸足で走り回って、「わ~!!わ~!!」と歓声を上げる。

有希も私もそれを見てホッと笑顔になる。


買い物の途中で大泣きされて、困る親はたくさんいると思う。

でもね、ひまり、大人の都合に付き合わされて、嫌になったら泣いていいんだよ。

そしたら、「遊んであげよう、ひまりを見てあげよう」と気づいてあげられる。

ひまりと遊んで一息ついて、笑顔になれる。

そうやって、お互いに擦り合わせて、どちらにも無理がなく楽しく行動出来たらいいと思う。


大人の都合でずっと我慢させられて、子どもらしい要求をできないまま育つよりずっといいと思う。

たくさん自分の気持ちを訴えて、たくさん遊ぶことが成長につながっているのだから。


そして、私も学ぶのだ。

誰かと共存していくということを。