山奥の廃村に咲く福寿草の花とアサハギ谷、権現谷林道事情 | 僕と北近江の四季とオートバイ

僕と北近江の四季とオートバイ

北近江の美しい空と湖
緑豊かな大地の中で、家族と愛犬とのんびり暮らしています。

如月28日
 
朝から快晴の北近江地方
クロスカブでGO!しました。
先日予告した通り、山奥の廃村に福寿草の花を見に行きました。
 
杉の枯れ枝の絨毯道を山の奥へ奥へとクロスカブを走らせました。

杉峠に到着です。
此処まで、大きな道の崩れなどありませんでした。

 

ご神木の大杉が見えます。

峠を下ると、そこは杉の廃村です。

廃村と言っても、雪が解けると、一軒だけでしょうか?住人が戻って来て、生活しています。

杉の廃村からさらに奥へ奥へと進むと
保月の廃村


保月の廃村です。此処も同じく、雪が解けると数軒の住人が戻ってきます。廃村だからと言って、勝手に家の中に入るのは、犯罪ですよ!
 
今年も見られました。保月にある福寿草の群生

 


 

蝋を塗った様な花びらが、陽の光で黄色く光るさまがとても美しいですね。
蕾もたくさんありましたので、見頃は此れからです。
 
福寿草の花を堪能して、アサハギ谷林道へとクロスカブを走らせました。

北斜面には雪が残っています。
道も所々、凍結していました。
雪が道に迫り出していますが、これくらいは無問題!

お気に入りの休憩場所です。
此処からは、霊仙山の美しい西南尾根が見られます。
暫しボーっとしていました。
 
今日一番の難所でした。

ローギアーで吹かしながらクロスカブを押し上げて

 

力業で無事通過です。
オフバイクなら楽勝ですが、クロスカブではスリル満点です。
 

アサハギ谷を降りると、T字路に出ます。正面の道に見えない小さな谷道は、関ヶ原の戦の時に、島津隊が逃れたと言われている山道、所謂、島津越です。
此処を歩いて登って行くと、五僧峠に出られます。何年か前に山向こうの時集落まで舗装路が開通したので、今では、車でも行けます。
但し、冬季通行止めです。
 
アサハギ谷から五僧峠へ

 

五僧の廃村は一軒だけ残っています。
峠から向こうは、通行止めのチェーンが張られていました。
潜って行っても、時集落の外れに、がっちりゲートがあるので、此処で引き返しました。
 
権現谷林道
大君ケ畑集落へ抜ける道は、昨年の崩落により、通行止めです。
仮に通れたとしても、面白くない道程なので、権現谷林道へとクロスカブを走らせました。
権現谷林道もアサハギ谷林道と同様、道は荒れています。
崩れた岩や石、迫り出した雪・・・

そんな所を何か所か乗り越えて

権現谷林道の絶景スポットにやって来ました。

権現谷と言えば・・・此処!
何も言うことはありません。
 
今日現在のアサハギ谷、権現谷林道
落合方面からは、この橋のもう一つ先の橋まで自家用車でもOKです。
そこから先は、アサハギ谷林道も含めて、自家用車では行けません。
 
可憐な福寿草の花も見られ、残雪林道アタックもでき、満足でした。
 
北近江@旅人