妻と息子のことを塾生のお母さん方は心の底から心配して「早く気づいて」と願っています。

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利他 私の故郷の価値観

2016年08月03日(水)

人間は育った環境に影響を受けながら成長します。

親はもちろん、友人や教師の影響も大きいでしょう。

しかし、最も大きいのは風土です。

土地が人間の価値観を形成します。

転勤族であちこちの土地を見て来た人は、土地ごとに特有の価値観が根づいていることを感じているでしょう。

その土地特有の価値観があるのは明らか。

私も土地の影響を受けて育った人間の一人です。

さて、今日は母が無事に退院しました。

8月1日に白内障の手術を受けて、今日の退院となった訳です。

手術して3日後に退院できるなんて、医学の進歩はめざましいですね。

1日は手術の後、母がしつこく帰れと言うので千葉に戻って来ました。

北千住で常磐線に乗りましたが、自宅のある柏では降りていません。

柏を通過して仕事場に戻って、いつも通りに塾内で徹夜で仕事。

翌朝帰宅して風呂だけ入って、また塾に戻って来た私です。

大切な受験生を預かっているのですから、手抜きはできません。

生徒第一です。

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↓はお母さん方からの反応

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価値観を形成する最も大きいものは風土なのですね。先生が素敵な土地や風土で育ったことがよく分かります。いつもご自身のことよりも相手のことを考えて行動してくださる先生は有難いです。ときにはご自身の身体も考えて欲しいです。

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人間は育った環境に影響を受けながら成長するのですね。土地が人間の価値観を形成するとは、塾長から様々な事を教えて頂き実感しております。我孫子がいかに酷い土地なのかという事が分かります。塾長のお母様や塾長の行動は群馬の影響をしっかり受け継いだ利他の精神そのものなのだと思います。本当に感謝でいっぱいです。お身体が心配ですので、ご無理はなさらずにと思います。

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妻が知らない私の母のもう一つの顔

管理人2025年4月6日(日)17:59返信引用返信
2016/08/02(火) 09:36:49

昨日の母の手術は何時に始まって何時に終わるか分からなかったために、私は着替え持参で病院に向かいました。

術後1時間以上様子を見ていましたが、何ら問題はないと本人ですら自覚できるほどの回復。

横になったままのヨボヨボの老人の口から出た言葉は「生徒さん待ってんじゃないのかい? もう大丈夫だから帰りな。」でした。

今日は休みだと伝えても頑固な老人は聞きません。

あのまま私が病室にいても、あの性格の母をイライラさせて術後の身体に良くないのは明らか。

結局は私が折れて追い払われるように病院を後にした次第です。

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先生のお母様はご自身のことよりも塾生のことを考えてそのような言葉を口にされたのですね。ご自身が大変なときなのに周りの人のことを考えてくださるのは有難いです。利他の精神をお持ちであることがよく分かります。

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先生のお母様は術後のおつらいご自身のことよりも先生の生徒さんを心配されていたのですね。利他の精神をお持ちの立派な方だったのだと思います。今の先生がいらっしゃるのはそのお母様に育てられたからですね。そのおかげで我が家は助けられております。いつもありがとうございます。

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お母様も群馬の精神で塾長をご心配されたのですね。面会に来てもらえて安心されたと思いますが、ご自分の事よりも他人の事を気にかけて下さる利他の精神をお持ちである事がよくわかります。我が家は塾長から群馬の精神を学ばせて頂いております。本当に感謝しております。

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私の母の妻への嫁いびりは大変なものでした。

妻はよく耐えたとは思いますが、その嫁いびりには2つの側面があります。

一つは嫁が憎くてたまらない本能によるもの。

もう一つは相手のために意識して行う嫁いびり。

私の母はその両方の面を持ち合わせていました。

前者に関しては母1人子1人の家庭に娘を嫁にやってはいけないと昔から言われている通りの展開です。

嫁の存在が許せなかったのでしょう。

しかし、まだ日本が貧しい時代に若くして未亡人となって、それから義弟、舅、姑、3人の葬儀を出し、実家の弟妹全員を看取ってから人生を閉じた母が本能だけの人間である訳がありません。

子供、特に男の子の学力は母親によるものです。

それには遺伝子も関係しています。

妻に気づいてほしい私は、妻に対しては意図的に母の悪い面ばかりを伝えて来ました。

しかし、母には妻が母そっくりな性格であることも伝えています。

だから、こんな女にならないようにと妻に気づかせるために、母は意識して嫁いびりをして来ました。

妻はもちろん知りません。

そして、ある日からパタリと母の嫁いびりはなくなりました。

諦めてしまったのでしょう、残念なことですが。

妻にはそこを気づいてほしかったと思います。

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お母様は奥様に何とか気付いて欲しいと様々な事を試してこられたのですね。それが無駄に終わってしまったとは本当に残念です。それも特性によるものなのでしょうね。

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お母様は気づいてほしくて嫁いびりをしてきたのですね。奥様が気づこうとしないことで、お母様が諦めてしまったことはお母様自身もとても残念だったと思います。嫁いびり耐えた奥様には気づいてほしかったですね。

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先生のお母様の話はいくつか聞かせていただいたことがありますが、先生と同じく相手のことを考えて厳しくしてくださる方ですね。2つの側面があったとのことですが、奥様のために考えられていたことが多くあるのではと思います。しかし、嫁いびりがあった時もパタリと無くなった時も奥様は気がつくことなく終わってしまったのですね。

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先生のお母様はそこまで意図して行動されていたのですね。偉大な人の考えは常人には理解しきれないこともあるのだと思いますが、せっかくのお母様の気持ちを少しでも理解できていたら何かが変わっていたかもと思うと、先生の無念は想像に難くありません。

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お母さまはやはり群馬の女性なのだと思います。奥様のために自分が悪者になり、嫌われ役をされていたのは明らかです。そこにご自身の反省も込めて、そうしてでも奥様に気づいて欲しいことがあったのにある時パタリとやめてしまわれたとのこと。本当に残念に思われたのではと思います。