12時間猛勉強した日も…まず「設計した建物が地図に載ること」が目標
1/10(火) 4:00配信
スポーツ報知
女優の田中道子(33)が、昨年12月26日に「令和4年 一級建築士試験」に合格したことを受けて、このほど会見を行った。
「一級建築士」は、全ての建築を自由に設計できる国家資格。昨年7月に学科、10月に設計製図試験を経て、合格率9・9%の難関突破し「やりました!今年から受験資格が緩和され、受験者数増え、実務経験がない人は厳しい試験でもあった。本当に奇跡です」ととびきりの笑顔がはじけた。
地元・静岡の大学で建築を学び、卒業後に二級建築士を取得。2011年に「ミス・ユニバース・ジャパン」出場を機に芸能界入りし、モデルや女優業に専念していた。
コロナ禍で自身の人生を見つめ直し、「お仕事は順調でありがたい反面、それは事務所の力であって、自分の力ではないと頭の片隅に漠然とした不安が常にあったんです。何かあっても、生きる術を身につけておきたいと、2本の軸でやっていく女優さんがいてもいいのかなと思った」と19歳から夢だった一級建築士受験を決断した。
1年3か月にわたり、女優業と資格習得のため学校に通い、1日最大12時間、計1000時間超の猛勉強に励んだ。「本業優先」のため、睡眠時間はあえて削らず「1日5~6時間は取ること」をマイルールに。ハードスケジュールに「(学科免除になる5年間のうち)製図試験は3回しか受けられないので、今回はスキップしようかと思った」というが、母親から「『鉄は熱いうちに打て』と何回もおしりをたたいてもらった」と背中を押されたことを明かした。
映画などの撮影現場や、舞台期間中も隙間時間に勉強したが、「学校では『製図が練習不足』と指摘され、悔しくて泣いたこともあります。『負けていられるか』と反骨精神もありながら必死にやりました」と見事“一発合格”を果たした。
今後は「(計2年間の)実務経験を積んで、建築士と女優の二刀流でがんばりたい」と力強く宣言。同世代で子育てに奮闘する母親たちの環境に目を向け「夢の話ですが、ママが働きやすい、夕方4時帰宅OKみたいな“田中道子建築事務所”を設立できたら」と思いを巡らせる。
まず当面の目標は「自分の設計した建物が地図に載ること。自宅や学校の設計も挑戦してみたいです」と語り、「製図も自分でやれるので、建築家の役のオファーもお待ちしています」とアピールしていた。
1/10(火) 4:00配信
スポーツ報知
女優の田中道子(33)が、昨年12月26日に「令和4年 一級建築士試験」に合格したことを受けて、このほど会見を行った。
「一級建築士」は、全ての建築を自由に設計できる国家資格。昨年7月に学科、10月に設計製図試験を経て、合格率9・9%の難関突破し「やりました!今年から受験資格が緩和され、受験者数増え、実務経験がない人は厳しい試験でもあった。本当に奇跡です」ととびきりの笑顔がはじけた。
地元・静岡の大学で建築を学び、卒業後に二級建築士を取得。2011年に「ミス・ユニバース・ジャパン」出場を機に芸能界入りし、モデルや女優業に専念していた。
コロナ禍で自身の人生を見つめ直し、「お仕事は順調でありがたい反面、それは事務所の力であって、自分の力ではないと頭の片隅に漠然とした不安が常にあったんです。何かあっても、生きる術を身につけておきたいと、2本の軸でやっていく女優さんがいてもいいのかなと思った」と19歳から夢だった一級建築士受験を決断した。
1年3か月にわたり、女優業と資格習得のため学校に通い、1日最大12時間、計1000時間超の猛勉強に励んだ。「本業優先」のため、睡眠時間はあえて削らず「1日5~6時間は取ること」をマイルールに。ハードスケジュールに「(学科免除になる5年間のうち)製図試験は3回しか受けられないので、今回はスキップしようかと思った」というが、母親から「『鉄は熱いうちに打て』と何回もおしりをたたいてもらった」と背中を押されたことを明かした。
映画などの撮影現場や、舞台期間中も隙間時間に勉強したが、「学校では『製図が練習不足』と指摘され、悔しくて泣いたこともあります。『負けていられるか』と反骨精神もありながら必死にやりました」と見事“一発合格”を果たした。
今後は「(計2年間の)実務経験を積んで、建築士と女優の二刀流でがんばりたい」と力強く宣言。同世代で子育てに奮闘する母親たちの環境に目を向け「夢の話ですが、ママが働きやすい、夕方4時帰宅OKみたいな“田中道子建築事務所”を設立できたら」と思いを巡らせる。
まず当面の目標は「自分の設計した建物が地図に載ること。自宅や学校の設計も挑戦してみたいです」と語り、「製図も自分でやれるので、建築家の役のオファーもお待ちしています」とアピールしていた。