100歳の誕生日、母親が息子から殴られ重体 2年前から介護「大声で騒いで腹が立った」 兵庫・神戸
11/20(日) 9:15配信
神戸新聞NEXT

 高齢の母親を殴ってけがをさせたとして、兵庫県警灘署は20日、傷害の疑いで、神戸市灘区の無職男(69)を逮捕した。母親は脳出血などで意識不明の重体。約2年前から母親を介護していたといい、容疑を認めている。

 逮捕容疑は19日午前4時ごろ、自宅の一室で、同居する母親(100)の頭を手で殴り、けがをさせた疑い。

 同署によると、男は母親と長年2人暮らし。暴行した理由について「トイレに行きたいなどと大声で騒いで腹が立った」と話しているという。この日は母親の100歳の誕生日だった。

 19日夕、男が「母親の様子がおかしい」と119番し、搬送された病院の職員が同署に連絡した。虐待などの相談はなかったという。