8/15(月) 12:25配信
チバテレ

 戦争や原爆の恐ろしさを伝えようと、千葉県我孫子市では8月12日から原爆写真のパネルと市民が折った千羽鶴を展示しています。

 2022年で35回目となるこの展示は、戦争の恐ろしさと平和の尊さを次世代に伝えていこうと毎年行われているもので、我孫子市の生涯学習センターに原爆の写真や資料などが12日から並べられました。

 写真の中には、広島と長崎に原子爆弾が落とされた直後に撮影されたものなど、当時の悲惨な状況が分かるものが展示され、訪れた人たちが資料の前で足を止めていました。

 展示は8月25日までで会場には我孫子市の小学生や介護施設の入居者が平和の願いを込めて折った千羽鶴も飾られています。

 我孫子市原爆被爆者の会・会長の的山ケイ子さんは平和な社会について次のように話しました。

我孫子市原爆被爆者の会 的山ケイ子さん
「自分たちの心が平和にならないと本当の平和はこないと思う。この綺麗な鶴を折ることでそういう気持ちが育ってくれたら良いかなと思っている」