46日間のお遍路が終わりました。
私はもう行きませんが、今お遍路を考えている方のために、私が最終日まで使った装備等を紹介します。
1.リュック 30㍑
雨蓋付き、ウエストベルトのしっかりしたやつ。少し大きめですが、サンダルを履いた時靴が入るように大きめにしました。
安全のため反射テープ付きです。細紐、カラビナを付けていますが、一回も使わなかった。
2.ウエストバック
毎日頻繁に使う物を入れるのに非常に便利です。行動食、お茶、御詣りセット (数珠、ローソク、線香、経本)等
ベルトにはマメ潰し用の安全ピンを付けてます。
3.靴
通常25.5cmですが、今回24.5cm。これが大失敗連日30kくらい歩くと、足がむくんできて相対的に靴が小さくなりました。中厚の靴下を履いていましたが、足が圧迫され血行が悪くなり歩けないくらい痛かった。また、マメも出来まくりました。
22番薬王寺前のスポーツ店で買った薄手の靴下に変えましたが、まだ痛いので高知須崎市の道の駅でお土産用の安っぽくてもっと薄い靴下に変えてから、調子が良くなりました。この靴は革靴で靴紐での調整もでき難く靴下で調整するしかありませんでした。
これからお遍路に行く方は、登山メーカー製、ゴアテックス、防水、ハイカット、靴紐での調整範囲が広い・・・を推奨します。
4.菅笠
これが優れものでした。必須です!
日傘になりますので炎天下でも頭が熱くなりません。雨傘にもなりますので、多少の雨ならこれだけで充分です。これを被っていると お遍路 だと分かってもらえます。
5.金剛杖
これも必須です。坂道では威力を発揮します。平地でも杖をつくことによって、リズム、推進力が出ます。
出来れば2本欲しいくらい。猿、マムシ等に遭遇した時、武器を持っていると安心です。
1.スボン
たまに、半ズボン、タイツの方を見かけますが、長ズボンが良いと思います。
私は2回マムシに遭遇しましたが、半ズボンよりは良いと思いますし、整備されていないブッシュの道を歩く時も良いと思います。
2.半袖Tシャツ
当初、日焼け対策で長袖Tシャツでしたが半袖にして日焼け止めクリームで対応。
3.靴下
先に書いたように、途中で買った薄手の靴下1足のみ。
持ってきた中厚の靴下は送り返しました。
4.手ぬぐい
菅笠を直接かぶると痛いので、これを頭に巻いていました。 頭に巻くことによって汗が顔に流れるのを防げます。
5.ハンカチ
1.ザックカバー
右上のやつですが、ゴミ袋に肩ベルトを通す穴を開けてます。テーピングテー プで補強。取り付けてから下の口の部分を絞ってクリップで止めます。背中からも雨は入りません。
軽い!安い!嵩張らない!
市販のカバーより高性能!
ただ、付ける時に肩ベルトを外さなけれいけないのが難点
2.靴カバー
靴が革製で防水ではないので、雨が染み込んできます。そこで、市販の靴カバーの丈を短くして、靴に合うようにミシンで縫いなおし、ズレないように真鍮の棒と輪ゴムで固定バンドを作りました。
おかげで、靴の中がグジュグジュになることはありませんでした。
3.ウエストバックカバー
ホテルのランドリー袋にベルト用の穴を開けて、 バック全体を包むようにしてます。最初はシャ ワーキャップを使いましたが、全体をカバーしていないのでずぶ濡れになりました。
4.折りたたみ傘
多少雨ならこれで充分です。
5.カッパ 上下
ポンチョ、簡易レインコート、カッパ無し等検討して最終的にゴアテックスの上下セパレートタイプにしました。
体が雨に濡れることのストレスを考えると、ベストだと思います。
本格的な雨(土砂降り、強風、雷)を3回経験しましたが、ムレることなく快適でした。ただ、流石に上り坂では汗の量が放湿量より多いのでムレました。
1.数珠
家にあったのを持って行きました。
2.お賽銭袋
3.経本
4.納め札
5.ローソク・線香入れ
6.ローソク・線香
7.白衣
最初は着ていましたが、暑いので着ませんでした
8.納経帳
9.財布
登山洋品店で買った軽いやつ。落とさないようにリールを付けました。
10.イヤホン
2回使っただけ
11.バッテリー・充電器他
容量の大きい物を持って行きましたが、iPhoneが電池切れになることが無かったので、1回のみ充電出来る軽い物を宇和島で購入しました。が、1回も使わなかった。iPhoneは事前に電池交換しておきました。
12.ナイフ
必須です。お接待でよく小夏を頂きましたが、これが無いと食べれません。
13.持病クスリ
14.テーピングテープ
必須。私はマメの手当、シンスプリント対策の脚の固定、ザックカバーの穴の補強等に使用
15.時計
ホームセンターで買った1000円の軽いやつ。コンパスを付けました。
16.爪切り
17.ティシュ
1回も使わなかった。
1.四国全体地図
これが無いと、自分が何処を歩いているのか、何処を歩くのか等全体のイメージがつかめるのであると良いと思います。
2.地図(同業二人)
歩き遍路には必須と言われています。北が常に上ではないので、慣れないと見づらい。地図の表記と現場が違う事があり、戸惑った事が多々ありました。私は、ページをバラして当日歩く所だけジップロックに入れて使っていました。少しでも荷物を軽くしようと、歩き終わった所は途中で送り返しました。
最近は外国人用のB5サイズの地図の方が北が常に上、宿の電話番号が地図上に表示されている(同業二人は別ページ)等使いやすいと言う意見も有ります。
3.メモ帳
数ページ使いました。
4.ペン類
着替え用ですが、1回使っただけ。民宿泊まりならば、洗濯出来るし浴衣もあるので無くてもOK。
2.長袖Tシャツ
当初は日焼け対策で着ていましたが、半袖に変えてからは1回も着ていません。もう1着は送り返しました。
3.パンツ
洗濯している時の着替えとして、1着は必須です。
4.UNIQLOステテコ
持っていった着替え用の長ズボンを送り返し、代わりに宇和島で購入しましたが、1回も着なかった。
5.ディクトン
効果は有ると思いますが、私は靴と靴下が合わなくてマメ出来まくりました。
6.日焼け止めクリーム
7.即乾タオル
1回も使用せず。
8.予備メガネ
9.ロープ
1回も使用せず。
10.細ひも
1回も使用せず。
11.予備ジップロック
12.防水靴クリーム 小分け2個
13.行動食
終盤はナッツとチョコチップクッキーがメイン。カロリーメイトはパサつくし、粉々になるので不向きでした。お接待でも貰いましたが最後まで食べず。非常食としては良いかも。定番のスニッカーズはこの時期溶けますので前半のみ。
その他必須品
免許証、健康保険証、キャッシュカード、濡れてはいけない物(スマホ、納経帳、地図、衣類他)を入れるジップロック等のビニール袋、輪ゴム、ダブルクリップ
■参考費用
●お遍路グッズ(霊山寺で購入) 9,800円
納経帳、菅笠、金剛杖、教本、白衣、
ローソク、線香、あごひも
●宿泊費(45泊実績) 282,502円
内素泊まり 6日 朝食のみ 4日
●昼食(概算) 1000円x46日=46,000円
●納経料(実績) 300円x(88+3)=27,300円
●晩酌(概算) 1000円x45=45,000円
合計 410,602円
自宅〜四国〜高野山〜自宅などの交通費含まず
お遍路のブログは今回で終了します。
次回からは帆船模型 ロイヤルキャロライン 製作記録をアップしていく予定です。
ゆっくり時間をかけて作っていきますので、また応援お願いします。