日銀の利上げに伴い、銀行の預金金利が上がりました。
一番分かりやすい普通預金でいうと、メガバンクの金利が8月から9月初めにかけて0.1％に上がりました。
しかし、ネット銀行には、金利の引き上げを発表したものの、引き上げを10月1日からとし、今現在、メガバンクよりも普通預金金利が低い銀行が散見されます。
対応が間に合わないのか、少しでも低い金利で収益を確保したいからなのかは分かりません。
ただ、メガバンクが利上げに対応できたのですから、ネットバンクも大差ない時期に対応できたのかなとは思っています。
ここでとても気になるのは、ネット銀行は今まで利便性と金利の高さで一般の銀行との差別化を図ってきました。
それなのに、メガバンクよりも低い金利のネット銀行って…
その状態が一時的で、10月にはメガバンクと横並びになるのだとしても、そんなネット銀行に、存在意義があるのだろうか？と考えてしまったできごとでした。