2018年8月

 

ここ数年、副鼻腔炎と中耳炎を何度も繰り返し、
なんかおかしいなと思いつつ薬で乗り切ってましたが
副鼻腔炎はまだしも中耳炎になる頻度が上がり
さすがに毎月罹るようになったのでこれはおかしいと
近所の耳鼻科に見切りをつけ
都内の病院に行ってきました

初診当日にCTを撮り、初めての嗅覚の検査では全く匂わず
追加で静脈性の嗅覚検査で何とも言えない匂いは関知でき
血液検査したところ好酸球が高い。
これは昨年受けた健診でもひっかかり、
心電図とか再検査したものの異常なしで経過観察になってました。

この時に初めて好酸球なるものを知り、
アレルギーがあれば数値が高くなりがちときいてはいたものの
なんか引っかかっていました。
今思えばこの頃にはほぼ嗅覚はなく中耳炎も繰り返すようになっており
しかも全く別件だと思っていたんですが
咳喘息にもたまになることがあり都度アドエアで寛解させてました。

慢性の副鼻腔炎がある事は何年か前にCTでわかっていたので
抗生物質の長期投与やら漢方薬やらは続けていましたが
それなのに数か月おきに中耳炎になるので
薬が切れない状態に悶々としており、
その上抗生物質を代えても中耳炎はなかなか治らず
ステロイドを服用すると良くなるという事を繰り返していたので
これはなんかおかしいなと思っていたところ
たまたまネットで目にしたのが
「好酸球性副鼻腔炎」

まさに私の症状ぴったりで
きっとこれなんだろうなと診断してもらうために
耳鼻科専門病院に行ったようなものでした。
で、検査結果、やっぱりの「好酸球性副鼻腔炎」
お医者様の口から聞いた時、なんだかホッとしてしまいました。
原因がクリアになって自分の中でようやくすとんと落ちたから。

実は検査後に中耳炎にまたなってしまったので
初診から1週間後の検査結果聞きがてらに診てもらい、
ステロイドの内服、点鼻薬、アレルギー抑制剤等出され
回復したので1週間後に再診したところ、
まだ鼓膜内に膿が残っているのが見えるらしく、
薬の量は変えられず今度は1か月後となりました。

「できればステロイドは減らしたいんだけどねぇ」
と先生はおっしゃってましたが必要悪ならば仕方がない。
正直内服ステロイドは怖いけどちゃんと飲む決心をして
薬局に行ったところ、そちらで担当してもらった薬剤師さんに
「差し支えなければ病名は?」
と訊ねられ答えたら、実は薬剤師さんも最近
「好酸球性」の病気にかかられたそうで
やはりステロイドしか特効薬がなく
2か月飲んだと教えてくれました。

内服ステロイドの副作用に多い胃炎の薬は一緒に出てましたが
長期服用すると骨粗しょう症にもなりやすいらしく、
予防薬を一緒に出してもらった方がいいとアドバイスいただきました。
なんかとっても親身になっていただいて非常にありがたかったです。

で、内服ステロイドを始めて3週目に入りました。
1日1㎎は決して多い量ではないようですが
それでも私の副腎が怠けないかやっぱり心配です。
最初の頃はやたら耳の中や鼻の辺りがゴボゴボ言ってましたが
最近はおとなしくなりました。
一番目に見える変化はなんとお肌がツルツルもちもちになってしまい
ステロイドのすごさを実感しています。
やめてからが本当に怖い…

命に関わりはしないものの完治が難しいので難病指定されている
「​好酸球性副鼻腔炎​」(←クリックすると難病情報センターに飛びます)
長い付き合いになりそうなので記録として残そうと思います。

 

 

オービィ横浜(2020年閉園)のカピバラ

小学生の次男と一緒に