僕の好きな番組の「課外授業 ようこそ先輩」にロンドンブーツの淳が出ていた。

人気が出た当初から、顔が嫌いだった。

すさんでて嫌みたらしくって、悪魔みたいだった。


でも、今の顔は好き。

彼はその番組で郷里の子供達に、生まれた街やそこに住む人の「いいところ」を引き出してみないか、見つけてみないか?
と、問いかけ、授業が行われた。

「僕は人をどかして自分ばかり目立つ事ばかり考えていたけど、今は人のいいところを見つけていきたいんです。」

素直な笑顔がそう言っていた。

バラエティー番組で培われた技術と感情の用い方。
そして、彼の意志。

それが子供達を牽引していった。


最後の授業の後、
学校の廊下で今にも号泣しそうな彼の姿をカメラが捉えていた。

郷里で、原点に帰れる場所で、素直に、自分を試した、挑戦した。

そう推測できる表情。

何が彼の中に起きたのかわからないけど、
この人は素敵だなと思えた。


イメージに惑わされていけない。

皆、いつでも勝手に自ら進んで惑わされる。


別の番組で彼はこうも言ってた。

「ゴミを見つけたら拾いなさいって言われるでしょ。
わからない人は、他のものを見てるからゴミには気付かないわけ。

でも、僕はゴミが落ちてるのに気付くし、拾うし、拾ったら?とか言ったりする。

だって、気付かない人は気付かないんだもの。

僕はそうやりながら、やりたくない事をあえてやったりして、やじろべえみたいにバランスとっています。」


ゴミを見つける人。


だよね~。

お節介とか真面目とか、細かいとか色々言われるけど、
どう考えたって目の前の穴に落ちるのに、かまわず進むわけにはいかないでしょうが、ゴミに気付く人としては。


なんとかやれている状態なのに、何でいつも通りにいかないんだろうって頭抱えられても困るでしょう。


ゴミに気付く人としては。

ゴミばかり両手に抱えて、ホントに損してる気分。


気付かない人は、両手を広げて空を仰ぎながら、神様に感謝しながら回ったりしてるし。

いつでも誰でも、どんな関係でも皆好きな事を言いだす。


そういうもん。


だけど我に帰れば、

あぁ、オイラは一生働き蜂なんだなぁ。

なんてネガティブもたげ。


でもだからといって、わからない人との関わりを断つのは愚の骨頂。


と、悟ってはみても。


ニンゲンだからね。


最初はゴミ拾いが楽しくても、疲れたりマンネリ化したら、嫌になったり愚痴をこぼしたくなる。


そういうもん。


自分にも誰かにも起きるその事に一喜一憂するとドツボにはまるよね。


だから、ゆとりを持って何でも決めずに可能性の枝葉を考えて、


生きていきたい、年末。