バブル期の開発されて放置されている限界ニュータウンというのがある。

僕たちの世代かちょっと上の人が買ったものらしい。

日本中に広がっていて大変な広さの土地が無残な無利用地として残されている。

いまさらそこに人が住むとは考えられない。

 

ただ、一部の人はそんなところに住んでおられる。

僕らよりも高齢の方がどうやって生活しておられるのだろうか。

 

外へ出ずに、ネットで色々なことを楽しみ、食べ物までアマゾンで買うなんていうようなことをしていれば何とかなるのかもしれない。

ただ、借金をしてまで買った土地。

買った人はその後どんな生活をしていたか興味がある。

数千万円もした土地もあるようだ。

 

土地だけが残されているところもあるようだ。

 

こんな土地ができているのは東京への一極集中。

容積率と建蔽率を極限まで上げて空中に土地を作った結果がこれだ。

 

それで一部の企業や金持ちが儲けたのは想像がつく。

今から50年前、大学時代の友人のお父さんが、大阪の家以外に世田谷で家を建てるから、今うちの家大変なのよと言っていた子がいた。

当時、有名企業の子会社の社長さんの娘だと彼女は言っていたのだが、やっぱり金持ちに巨万の富が行くんだなと改めて思っている。

 

バブル前の話で、今考えたらすごい話だったんだと思う。

 

もちろんお金持ちは限界ニュータウンを買った人の横で、本当のお宝を手に入れている。

 

これも運としか言いようがない。