念願の金毘羅さんに登ってきた。
お参りができるかどうか。
2年前の暮れに大動脈解離を発症。
コロナにかかりながらも運よく生還した。
2か月の入院後、療養を続けてきた。
体力的にもだいぶ回復したのだが、今年年明けにも胆石匠で入院手術を行った。
運動できない時間もかなりあって体力的にも落ちていた時期もあった。
とはいえ、金毘羅山へ参詣できることをすごく楽しみにしていた。
金毘羅山にもう一度上りたい。
普通の体力のある人なら、簡単なことだと思う。
大きい病気をした後の回復の指針として、金毘羅山に参詣する。
これを目標に過ごしてきた。
100段目までは、あまり自信がなかった。
いつ帰ってもいいという気楽さで出発したのだ。
100段目までは結構きつかった。
100段を達成。
そうすると、何か気持ちが楽になった。
大門について下界を見下ろしたとき心地よい風を感じた。
そこまで行けばあきらめがつく。
そんな感じだった。
その後、階段を上り続ける。
意外に休まずに上がれたのだ。
旭社の前のベンチで休んでお茶を飲む。
資生堂のフルーツパーラーはこの時に通過。
その後、杖を頼りに本殿まで。
しっかりした足取りで歩けたと思う。
意外に息も上がらず元気に上がれた。
筋力的には落ちていたのだが、体重が減って、負担が少なくなったのと、心臓の状態が良くなってきているので、前に来た時よりも楽に上がれた気がする。
本殿につく。
ものすごくうれしかった。
参拝をさせていただいた。
二度と登れないんではないかと思った時期もあった。
それが登れたのだ。
瀬戸大橋を見て、清々しい気持になった。