ここのところ金価格が史上最高値近くで張り付いている。

1540金上場ETFの値動きが変だ。

金の円建て価格と明らかに連動していない。

最高値をつけてから大きい値下がりをしている。

 

以前から、ETFの値動きについて疑問があった。

連動しないのだ。

以前に原油価格に連動するETFを買っていた。

もう10年以上前になるのだがその当時原油価格が暴騰した。

それにつれて、暴騰するはずのETFの値段がさほど上がらなかった。

乖離率が、30%なんてことがあったようだ。

結局、原油が暴騰しても、それに連動しているはずのETFについては、その値段で買う人がなければ、連動した値までETFの値段は上がらない。

同じ様なことが金ETFでも起こっているようだ。

金の価格は、ドル高で円建てではほとんど変わっていない。

確かにドル建て価格は下がっているのだが円建てではその分円安で相殺しているのだ。

なのにETFの値段は急落している。

 

これは、ETFとしての値段に買い手がつかないので下がるのだ。

 

この乖離が意外に大きい。

最大20%程度この乖離があったようだ。

 

そういう意味で日本のETFを信用していない。

手数料は安いと言いながらもちょっと前は株式と同じ売買手数料をとられた。

運用手数料が安いらしいが、この乖離の大きさに、不信感を持っている。

 

その点、投資信託は基準価格に財産額との乖離はない。

そういう意味で、安心して買えるのだ。

 

10年以上前に持ったETFに対する違和感。

 

やっぱり、今でもこんな現象がある。