カンニングが中学校で受験関して有利になるということはないと以前に考察したことがある。

 

カンニングについて

大阪の女子大生がカンニングをしたという事で話題になっている。

 

カンニングは見つかるか?

前の席の生徒を覗く。

これは一人で採点を続けてやることのよって見つけるのは容易。

定期テストならば、その生徒の大体の学力は把握できているので採点しているときの違和感は感じる。

あまりにも高い時には前の席の生徒などの答案と照らし合わせて間違いの共通点をチェックする。

そして、2か所以上一致すれば大体やっていると考えても間違いない。

ただし記号問題ではなく、記述式問題での話。

テストの後、テストを返すとき生徒を呼んでなんで呼ばれたかわかるか?

と聞けば大体ごめんなさいがある。

 

ただ、これは極端な時。

それと生徒が何かに追い詰められてやってしまったという感じの時。

 

それ以外は、あいまいな証拠しかないのでスルーすることもある。(担任の先生には相談して注意しようという事になる。)

指導が難しい。

繰り返して、やる子もいる。

やりすぎて成績が上がりすぎて進学校に影響する場合がある。

 

担任は勉強してA君は頑張っている。

だから成績が上がった。

と思いたい。

その先生が5教科の先生ならば彼の普段の授業中の変化などを見ればそれはわかるのだが4教科の先生ならばそのへんは観察できない。

担任の先生にこれおかしいでと言ってもなかなか納得してもらえない。

その成績を参考資料として進学校を決める。

もちろん私立入試ではカンニングができなくって不合格。

 

公立に向けての懇談でカンニングを告白。

どれだけ成績がとれるかわからないので指導がしにくい。

こんなことがあったそうだ。

 

見つかっても見つからなくってもどちらも得にはならない。

 

自分なりに頑張った結果が入試に出る。

カンニングは精神的にも時間的にも全く得にはならない。

 

大学時代、僕たちのクラスは大学の先生に褒めてもらった。

理由は、成績があまり例年より良くなかった。

ただ、誰一人カンニングがなかった。」

 

小学校課程で卒業テストで大規模なカンニングが発覚した。

必修単位で卒業ができない。

当然留年が当たり前。

かかわった学生はびくびくしていた。

 

結局再テストか何かで卒業はさせてもらえたようだ。

今ならばマスコミにかぎつけられて大スキャンダルになっているような事件だ。

近畿地方の数十人の小学校教員が採用できない状況になるのは大きな事件だ。

大学もうやむやに済ませたようだ。

 

彼らの様子を見ていたら、カンニングは割が合わないと思った。