我が家の洗濯機の性格は強気だ。
もしかしたら、韓国の洗濯機が俄然強気なのかもしれない。
お気に入りのTシャツを洗濯した。
穴が開いて別れを告げた去年の夏。
日本で買ってきた可愛いらしいキャラクターの靴下を洗濯した。
2日で毛玉まみれになり、違う生物へと生まれ変わった。
それ以降、我が家では洗濯時にはネットが必須。
何枚ものネットを生贄にささげたが、
お気に入りの服たちとの別れよりも辛くはない。
我が家での洗濯は、まるで昔の遊戯王かのごとく
命懸けなのだ。
日本でしか買えない日本のブランドを洗濯するときは
ギャンブルでしかない。
死者蘇生すら使用できないデュエルなのだ。
そして、問題点はまだある。
この強気の洗濯機にも弱点が。
ネットを入れて選択をすると、たまーに脱水に失敗する。
メーカーに問い合わせると、ネットを使用すると
脱水でいない場合があるとのこと。
もはや喧嘩売られてるとしか思えなかったけれども。
ネットぐらいに弱気になんなよ?
いつでも強気でいろよなんて思ったりも。
しかも、我が家の洗濯機は自己主張が強い。
中で誰か暴れてる!?ってぐらい横揺れするし、縦揺れしてる。
とにかく治安が悪い。
まっじで自己主張が強いのは、相方と義母だけでお腹がいっぱいだと
いつか本社にでもクレームをいれてやりたいもんだ。