皆様におかれましては新春を言祝ぎ謹んでアケオメ。
早速ですが本題。
お年玉で、バイトを握りしめて楽器買おう!って思っている人も多い。
~きめつけと断定~
どうせ、普通にネットで「初めて楽器を選ぶには」的情報は溢れているのしょうよ。
~偏見と予断~
新年初頭に先生からは冬休みの楽器選びで注意してほしい点をお話します。
~校長と訓話~
・見た目とか構えてみて「あ、これっ」って感覚は大事。
初心者で一番大事なのは上手くできなくても諦めずに続けること。
そのため弾けなくても眺めて飽きなければ多分抱えたくなる。
抱えたら多分触ってみたくなる。
触っていれば昨日出来ずに落ち込んでても、今日、明日、明後日にはちょっとだけできるうになるかもしれない。いや、たぶん、諦めなければ1年後には少しはできる。
少なくとも根性は培われる。
アイゼンも言っている「戦士ってのは最後まで立っていた奴が勝つんだ」
その意味で愛着は大事。
・兎に角、何するにしてもまずチューニングが合せる。
試奏、エフェクターやアンプとか器材を選ぶときチューニングが大事。
合ってないと音が濁るし、どんな器材使ってもクソみたいな音になる。
楽器の調子悪くなったかな、とかエフェクターイマイチとか思ってても
チューニングが狂っててそう聞こえることが多い。
チューニングをしつこく合わせたうえで、落ち着いて弾いてみて判断すること。
一旦直感で気にいった時があるならチューニング合せると「あ、大丈夫」ってなることがほとんど。
それでも「なんかちがう」ってなったときは自分のなかの音楽ソウルが退化してるか成長してるかどっちか。
・クソ楽器店、店員から買うな
初心者だから当然何もしらんし、弾けないの普通。
バカにする、知ってる前提で話してくる店員はもう絶対アカン。
「おまえも初心者やったんちゃうか」と心の中で毒づきながら顔は笑顔で撤退。
二度と行かなくてよし。
あと、チューニング大事と言ったが、調整ができてないと合いにくい。
初心者では調整難しいので「この楽器、オクターブチューニング合わせてありますか」って店員に聞いてみよう。そこで「合わせてありますよ」と言ってチェックしてくるか、即調整してくれる店員は良い。そいつから買うのがいいと思う。
買うときにそいつが出勤している曜日とか聞いて楽器で分らないとき相談にしたらいい。(忙しくなさそうな時を見計らえば相手に伝わっていい関係が築けると思う)
・上手く弾けなくても楽しく弾け、できれば歌って弾け。
下手くそでも楽しければそれでいい。
校長先生(だれ?おれ?)もテクニックがあるわけではないが、続けられたのは楽しいから。もちろん上達する方がいいし、聴くほうの立場でも嬉しいが、上手ければエライみたいなのは違う。
それじゃ良い学校いってイイ大学いって良い会社はいるって価値観と一緒だ。
音楽は自由でいい。究極自分が楽しくて癒やされれればそれでイイのだ。
学校が、仕事が、人間関係が、上手くいかない時、逃げ道やもう一本の軸足になってくればいいなと祈りつつ校長生成はお話しています。
巷の上手いひとはそれがわかっておらんのですよ(偏見と予断,以下略)
前の方の生徒の頭がぐらぐらしてるので、もう校長先生の話は終わりです。
みんな各自楽しい楽器生活を始めて、楽しく過ごしてください。