お盆が近づくとあちこちで花火があがります。
先日も地元では淀川花火がありました。
今年は琵琶湖花火での問題がニュースでも取り上げられています。
花火に限らず大規模なイベントはテンション上がりますが、大きくなりすぎるとコントロールが効かなくなります。
他所から来た人は地域を活性化もさせますが、旅の恥は掻き捨てと地元の方に負担を掛ける面もあります。
そろそろ規模の大きさや派手さを競うのではなく、日本の風情を重視したハレの演出を重視するイベント戦略が必要ではないかと感じています。
文化的にも、あちこちで特色をもった魅力的なほどほどの規模のイベントがある方が豊かな社会という気がします。
何でもコスパ、タイパ、刺激の強いモノ、目新しいものが良いわけでもない。
そういう意味では昔の方が多様性はあったんだろうなあとも思います。
僕は勝手にらせん状の昇華、発展と勝手に呼んでいるのですが、
昔の良さ、今の良さを生かしながら似ているけどステージが上がっていく
そういうのが理想だろうなあと。
大規模で怒濤のような迫力花火もいいけど、僕はほどほどの高揚感と多少合間があって行間を読むような風情ある中小規模の花火が好きです。
花火にかぎらずライブもお祭りもその土地毎の色んなハレの花がさけばいい。
そんな未来がくればステキだなと思う。