大学の友達の下宿でよくファミスタをやった。

共同の玄関で下駄箱に靴をぬぎ、トイレの扉みたいな戸を開けたら6畳一間。

そいつは広島から大阪に出てきていたので、勿論広島ファンだった。

 

こっちは「ばあす」で挑むけど「きたへふ」打てない。

カーブが来たらどうやっても、かすることもできなくて、友達もきたへふもしまいには憎くそい(※)感じになったなあ。

 

一通り友達と遊ぶと友達は共同の炊事場の一つしかないコンロで湯を沸かし、僕がそいつんちに置いておいたインスタントコーヒーを2さじづつ入れて、色んな話をした。

 

そんなこともあったなと、きたへふさんの訃報に接して思い出した。

阪和線の長居踏切が延々と鉦をならしてた昭和のひととき。

それにしても65才は若い。

 

※憎いとは少し違い、悔しい6割、"なんでやねん"3割、憎い1割の配合でできた感情