ヒキニートニュース7 | ヒキニート活動報告日誌

ヒキニート活動報告日誌

このブログは、ヒキニートの平凡な日常を淡々と描く物です。過度な期待はしないでください。

今回は、ワグネルが拠点とするベラルーシと隣国ポーランドに関するニュースをおつたえする。

ベラルーシ軍ヘリ、ポーランド領空を侵犯か 国境警備を強化へ

 

 

ポーランド国防省は1日、隣国ベラルーシの軍のヘリコプターが同日ポーランドの領空に入ったとみられることから、ベラルーシとの国境の警備を強化すると発表した。

 

国防省は声明で、1日に領空侵犯があったとの報告を受け、ブワシュチャク国防相が国家安全保障・国防問題委員会を招集したと明らかにした。ブワシュチャク氏は同委員会の委員長も務める。

 

声明によると、国境近くで訓練を行っていたベラルーシ軍のヘリ2機が1日、ポーランドの領空を侵犯したことが確認された。ベラルーシはこれより前にポーランド側に訓練について通告していたという。

 

「領空侵犯はビャウォビエジャ地方で発生し、かなり低空飛行だったためレーダーシステムによる検知が難しかった」と声明にはある。

 

また、ブワシュチャク氏は国境に配備する兵士の増員と、部隊や戦闘ヘリなどの追加配備を命じたという。

ポーランドは領空侵犯事案について北大西洋条約機構(NATO)に報告。一方で、ベラルーシの代理大使を外務省に呼び出し、説明を求めた。

 

 

国防省は「ロシアとベラルーシはこのところポーランドに対して多種多様な手段を用いる『ハイブリッド行動』を強化している」とも強調した。

 

 

ロシアの民間軍事会社ワグネルの戦闘員がベラルーシに移ってきたことを受けて、ポーランドはここ数週間、厳戒態勢をとってきた。

 

 

モラビエツキ首相は29日に、ワグネルの戦闘員100人あまりが、ベラルーシからポーランド・リトアニア国境の「スバウキ回廊」へ向かっているとの情報が入ったと述べ、戦闘員らが移民を装って越境してくる恐れもあると警告していた。

ベラルーシ、ヘリの領空侵犯否定 ポーランドに反発

 

ポーランド国防省が1日にベラルーシ軍のヘリコプター2機の領空侵犯を発表したことを受け、ベラルーシ国防省は2日の声明で領空侵犯を否定した。管制データをポーランド側に提供したとして「非難には根拠がない」と反発した。

 

 

ベラルーシ国防省は、自国のヘリがポーランド国境から1900メートル以内に近づかなかった一方、ポーランドのヘリは国境200メートルまで近づいたと主張。両国間の協定に従い飛行計画も事前通告していたとし、挑発行為に及ぶ理由はないとした。

 

 

一方、ベラルーシの軍事情勢を監視する独立系団体「ガユン」は、同国軍のヘリ2機が1日に誤って領空侵犯したと伝えた。

ポーランドはヘリ2機の領空侵犯を北大西洋条約機構(NATO)に報告。国境周辺の軍備増強も発表した。ベラルーシにはロシア民間軍事会社ワグネルの戦闘員が移動し、ポーランドやバルト3国が警戒を強めている。

以上の出来事から1ヶ月程で、以下の事が起きた。

 

ベラルーシが領空侵犯主張 ポーランド軍のヘリ

 

ベラルーシの国境警備当局は1日、ポーランド軍のヘリコプターがベラルーシの領空を侵犯したと発表した。タス通信が伝えた。低空飛行でベラルーシ領空内約1200メートルに侵入し、自国側に戻ったという。

 

 

これに対しポーランド軍は「ベラルーシの噓で挑発だ」と否定した。

ポーランドは、ベラルーシがロシア民間軍事会社ワグネルの戦闘員を受け入れるなど軍事的脅威を増していると主張。国境の駐留兵増員を発表し、両国間の緊張が高まっている。

 

ポーランド、軍用ヘリの領空侵犯を否定 「うそと挑発」とベラルーシ非難

 

ポーランドは1日、同国の軍用ヘリがベラルーシの領空を侵犯したとする同国の主張を否定し、「うそと挑発」と非難した。

 

ベラルーシがロシアの民間軍事会社ワグネル(Wagner)部隊を受け入れて以来、約400キロにわたって国境を接するポーランドとベラルーシの間で一段と緊張が高まっている。

 

 ベラルーシ側は、国境のグロドノ(Grodno)州上空でポーランドの軍用ヘリが領空を侵犯したと主張。

 国境警備隊はヘリが領空侵犯した場面だとする動画をテレグラム(Telegram)に投稿し、「ポーランドの攻撃ヘリMi24が極めて低空で国境を越え、ベラルーシ領に1200メートル侵入した後、引き返した」としている。

 

 

 外務省は、ポーランドの代理大使を呼び出し、「適切な説明と徹底調査を要求した」と発表した。

 これに対しポーランド軍作戦司令部のヤツェク・ゴリシェフスキ(Jacek Goryszewski)報道官は、「ベラルーシ側のうそと挑発だ」「領空侵犯はなかった。パイロットの報告書とレーダーシステムの記録で明らかだ」とAFPに述べた。

 

 パベウ・ヤブロンスキー(Pawel Jablonski)外務次官は、「ベラルーシの挑発という可能性もある。そう考えると筋が通る」と主張した。

 

である。

先月頭の件の意趣返し、と考えるのが普通であろう。

 

しかし、単なる意趣返しであるならば、1ヶ月もの間は不要に思える。

 

この1ヶ月の間にベラルーシ国内は元より、ロシアとの水面下の協議のようなものが有り、

ポーランド、及び、NATO(北大西洋条約機構)のイメージを悪くさせるような意趣返しをする事になったのかもしれない。

 

なお、ベラルーシとロシアがここまで仲が良いのかというと、両国は、

ロシア・ベラルーシ連合国家創設条約

 

という条約を締結し、

ロシア・ベラルーシ連合国家

 


という国家連合を組んでいるからである。