私はあまり他の方のブログを積極的に見る方ではなかったのですが
先日、思いがけなくご縁ができてから
皆さんのブログを沢山拝見させていただきました。
本について造詣の深い方
詩を書かれる方
生き方へのヒント
楽しい子育ての様子
ペットとの暮らし
などなど
食べ物について書かれている方も多く
外食のメニューや
自宅で作られたとは思われないほどのしゃれたお料理の数々
家庭料理・素朴なお惣菜
どれもみんな美味しそうです
私も以前は
フレンチ風
イタリアン風
居酒屋風
とか頑張って作っていましたが
最近は手抜き料理が多くなりました。
基本はメインと付け合わせ
煮物か炒め物
サラダかお浸し
の３品です。
今日の夕食
チキン南蛮（甘酢のみでタルタルソースはつけません）
と付け合わせ、（揚げ物をする時にはえごまの葉っぱもついでに揚げます）
厚揚げと手綱こんにゃくの甘みそ煮
ほうれん草ゴマ和え
自家製牛肉としめじの時雨煮（夫のみ）
今の私にとってご馳走とは何か？
それは高級和牛や高級魚、お高いおフランス料理ではなく
飛騨に住む従兄弟夫婦手作りの品漬け（菊芋入り）や
自宅の庭で採れる野菜達です。
お漬物は両親の故郷の味で子供の頃によく食べていた物です。
私には飛騨牛（昔はありませんでした）より価値があり
これがあれば、お茶漬けでご飯が何杯でも進んでしまいますし
これからのシーズン
とれたてのキュウリやナス、トマトなんかを
冷たい水に漬けた後、沖縄の塩をつけてガブリと食べれば
胃も心の中も幸せで満たされていきます
お金を出しても買える物ではありません。
１、２週ごとに会いに行っている外食嫌いの義母には
「なんでも食べたい物を買ってきてあげる」
と言ってあるのですが
頼まれるのは季節の果物以外では昔からあるお菓子が多く
一番食べたいのは
焼くと塩が噴き出てくるような塩鮭で
「子供の頃、家は貧乏で塩鮭はご馳走だった。
今のように冷蔵や冷凍技術が進んでいなかったので
塩鮭はとっても辛く、それがたまらなく美味しかった」
だそうです。
横浜在住の義弟は、
美味しいレストランや料理屋にしょっちゅう足を運び、
ワインやお酒の味にも一家言あるようですが
故郷である名古屋に来ると
味噌煮込みうどんや土手煮、味噌カツを食べたくなるようです。
食事の好みは年とともに子供の頃に戻っていくのかもしれませんね。
私は２月、３月の入院時の食事があまりにも不味かったので
退院してからは自分で作るご飯が美味しくて
すっかり太ってしまいました。
子供達には
「腎臓が悪いからむくんでるのよ」
なんて言っていましたが
原因は本人が一番よく承知しております
次女は真相を見抜いていたようで
「お母さん、がん細胞が増殖していると栄養分を沢山持っていかれて
痩せてしまうらしいから、太るのは良い兆候だと思うよ」
なんて慰めてくれていますが
この太鼓腹を見ると
もはやそんな段階ではないようです。
トホホ
欲望のまま食べるのはやめて、頭を使ってコントロールしなければなりません
ところで
内容についてきちんとした説明もなく強引に「共謀罪」が成立してしまった…
今日から何を考えているのかも大っぴらに言えない世の中になるのでしょうか？
これからの権力のやり方をしっかり監視する必要がありそうです。