神様のカルテ、第一夜が2/15(月)に放送されました。
すごくすごーーく良かったーー( ; ; )
それぞれの登場人物がお互いの想いに寄り添う姿がとても素敵で、心があったかくなる作品でした。
母を癌で亡くしているので、当時のことを思い出してたくさん泣きました。
転移と薬の影響でだんだんと眠っている時間が長くなり、近い記憶から忘れていくのか、私の夫に「いつもお世話になってます」なんて言い出したりしていた母。
自宅療養になってもオムツをつけることだけは断固拒否して、絶対に自分でトイレに行っていた母。
車椅子で一緒に少し庭に出て景色を眺めていた時、急に私の手をギュッと握って「ありがとうね」と言われた時のこと。
ドラマを通じて、患者の気持ち、側で支える家族の気持ち、そして、1人1人の命と向き合う医師や看護師さんの気持ち。そのどれもがまっすぐに伝わってきました。
終末期の患者さんにカステラを食べてもらうことには賛否両論あるかもしれません。
でも、ただ管を繋いでベットに横たわっていることだけが「生きる」ことではないんだと、患者さんの想いに寄り添う一止先生の優しさが胸にグッときました。
文語調の一止の語り口もあって、シリアスなだけじゃなく、クスッと笑えて、味のある作品になっていたね。
いのうえさんの千本ノックを受けてお芝居の楽しさを再確認した浦島さんでの経験が活かされているんだろうなと感じるシーンがたくさんありました。
作品の巡り合わせに運命的なものを感じるね。
一に止まると書いて、一止。いい名前!
そして、一止の気持ちに寄り添い、支えるハルとの関係がとっても素敵でした。
途中で入るヤクルトのCMが神様のカルテのために作られている特別なCMで、ドラマを応援してくれてるのが伝わってきてそれもすごく良かった。
2時間ずーっと優しくてあったかい気持ちで見られました。
冒頭に登場したカレンダーの「みんな誰かの毎日のビタミン」の文字と、かわいいイラストにもほっこり(*´ω`*)
来週の放送も楽しみです。