またまたおひさしぶりです。
だいぶ涼しくなってきて、ようやく秋の気配ですね!
Heaven?が最終回を迎えたり、4分間のマリーゴールドの映像も少しずつ解禁されたり、
連ドラが2期連続で放送される贅沢な半年間の真っ只中ですが、
今日は新宿バルト9で上映中のゲキシネ版の髑髏城の七人、上弦の月を観てきました!
(ここからちょっとネタバレ含みますので、避けたい方はご注意を・・・)
祝日の昼間の上映ということもあり、客席はびっしり満席!
すでにWOWOWで放送された映像版とはカット割りが違うシーンも多々あり、
劇場の大スクリーンにアップで映るそれぞれの人物たちの表情に魅了されっぱなしでした。
懐かしい贋鉄ルームのアドリブのやり取りも、表情のアップがいっぱいで、より面白さが際立つ!
あのフリーダムな時間を引き出してくれたしんぺーさんに改めて感謝したくなったよ。
あのステアラの広い舞台を見ている時にはどうしても目が足りなくて追いきれていなかった
1人1人の細かいお芝居に注目できるのもいい!
成仏しろよって土下座する狸穴さんの視線の先にいるおでんの姿だったり、
荒武者隊におにぎりをもらった時のおっとうの目の動きだったり。
ここ、こんな表情だったんだって改めて気づかされる。
ステアラでぐるぐるしていたあの頃に戻ったかのような、臨場感あふれる演出。
そして、ここぞという場面で、ゲキシネならではのスローモーションが入り、舞台の躍動感に
映画の繊細さが加わるのが本当にすばらしいです(;_;)
誰もが口にする福士捨の「顔がいい」という感想ですが、ゲキシネはそれがさらにさらに
際立つ。2幕の後半になればなるほどに。
最後の家康さんとのシーンで見せる真剣な眼差しや霧丸を抱きしめてホッとした表情を見せる
あのシーン。舞台でリアルで観たものとはまた違う、やっぱり映像でさらに映える人なんだなと
思わされるし、苦しくなればなるほどに内側から光を増していく姿を見ていると、
捨之介という大役に抜擢されたことへの説得力を感じるのでした。
多くを語らなくても、着物からのぞく膝のたくさんのあざや、枯れてハスキーになった声が努力を物語る。
もちろん捨之介だけではなく、三浦くんの蘭兵衛や兵庫も!
上弦メンバーは特に映像出身者が多いということもあり、ゲキシネで輝きが増し増しになるのも
納得ですよね。蘭兵衛の黄泉の笛のシーンのゲキシネバージョンとても好き。
そしてそして、太一くんの天魔王!
あんなに細かい表情のお芝居していたんだなーと。いつも美しいマントさばきや殺陣に
目を奪われがちだけど、ゲキシネではそれに加えて目線や口元の細かいお芝居が印象に残ったな。
仮面の向こうに本物の目が映っていたりするのもリアルでゲキシネならではですね。
あと、兵庫がぴーちゃんを武器におっとうと一緒に闘うあのシーン、カット割りと効果音が
秀逸で、めちゃめちゃカッコよい仕上がり!兵庫と荒武者隊のみんなの小芝居もマイクが
ちゃんと拾ってくれてたりするから最高ですよ。
そうそう、ぐるぐる回るカーテンコールとエンドロールのあとにもお楽しみの映像が用意されているので、最後の最後まで楽しませてもらいました(❁´◡`❁)
・・・と、見どころ盛りだくさんなゲキシネですが。
1週間だけの上映だなんてもったいないーーーー!!!!
もっとたくさんの劇場で、もっと長い期間、上映してくれることを全力祈願!
たくさんの人がこのすばらしい映像を楽しめますように。
こちら、バルト9に展示されていた上弦の月のパネルたち。
シルエット写真も好きだなー。剣を天に掲げたあの日を思い出す。
改めて、こんな素敵な作品と出会わせてもらえたことに感謝。
また近い将来、劇団☆新感線の舞台に立つ日がきますように(*˘︶˘*)。.:*