相変わらずスローペースな更新ですみません^^;
あっというまに5月!GWも後半戦に突入ですね。
今年は近場だけど、青い海に癒されたり、BBQしたり、楽しく過ごしております。
まだまだ先だと思っていた2018年の待機作たちが気づけばどんどん公開されていくー!
今年2本目の公開作は映画「ラプラスの魔女」。
今年公開となる4本のうち、唯一、蒼ちゃんが主演ではない立ち位置の作品です。
監督はおなじみの三池崇史監督。
今回、初日舞台挨拶には参加できなかったのだけど、近くの映画館で初回上映を観てきました(*´ω`*)
ここからは少し映画の内容に触れたお話を・・・
まっさらな状態で観たい方は劇場でご覧になった後に読んでくださいね。
作品を観ていて、(良い意味で)「三池監督っぽくない!」っていう印象を持ちました。
もちろん東野圭吾さんの原作の世界観が大きく反映されているのだけど、三池監督がミステリー作品を撮るとこうなるんだっていう新鮮な驚きもあって。
登場人物がそれぞれ特徴的なキャラクターということもあるけれど、ベテランの役者さんと若手の蒼ちゃんや広瀬すずちゃんのお芝居が組み合わさった時に生まれる空気感がとてもよかった。
蒼ちゃん自身もインタビューなどで語っていた通り、特に父親役の豊川悦司さんとのシーンが圧巻!でした。
豊川悦司さんの鬼気迫るお芝居に蒼ちゃんの感情もググッと引き出されていたのではないかと感じた。
若い頃の豊川悦司さんと蒼ちゃん、確かに似てる!って思いました。
私の中でトヨエツといえば、「愛してると言ってくれ」がやっぱり印象に残っててね。
ああいう役もそろそろやってくれないかなー(*ノ∀ノ)
蒼ちゃんが演じた甘粕謙人、どの場面でも美しさが際立っていて、複雑な胸の内が伝わって苦しくなる場面もありました。
衣装もとても素敵で・・・個人的には最近のビッグシルエットよりも映画に出てくるみたいなシュッとしたデニムとかが好きなので嬉しかったー!
すずちゃんも普段より大人っぽいメイクでキレイだったなー。
主演の櫻井翔くんは、ストーリーテラーということで常に客観的に全体を見渡す役柄でした。
(正直に言うと、教授という設定には少し若すぎるかなー。。。)
そして、「きょうは会社休みます。」でも共演した玉木宏くん。
今回は刑事役なのだけれど、普段とは声の出し方もちょっと違う気がしたし、グイグイ踏み込んでいく刑事っぽさがとても良く出ていました。
当たり前だけど、田之倉くんと朝尾さんとは全く違う2人がいて。
役者さんってすごいなぁと改めて思ったり。
リリー・フランキーさんや高嶋政伸さんなどなど、ベテランの皆様の含みのあるお芝居もさすがでした。
主演ではない立ち位置だけれど、観終わった時に深く記憶に刻まれるようなとても重要な役。
こういう立ち位置の役、これからもどんどん挑戦してほしいと思う。
ベテランの役者さんたちの中でしっかりと存在感を放つ蒼ちゃんがとても頼もしかった(*˘︶˘*)。.:*
また改めてじっくり観に行きたい作品です。
こちらはラプラスの魔女のパンフレット。
映画のスタイリッシュな雰囲気がパンフレットにもそのまま活かされています。
1枚ベールがかかったような仕様になっているのが素敵♡
いつも素敵な言葉を引き出してくれるライターの相田冬二さんがパンフレットの文章を担当してくださっているのも嬉しい。
劇中の音楽も素敵なんだよーー。
主題歌のFadedが映画とすごくマッチしていて、エンドロールの余韻まで心地よかったです。
私は原作も読ませていただいたのだけど、原作好きな人にも自信をもってオススメできる作品になっていると思います。
ミステリー要素はもちろんだけど、もっと深い人間としての在り方というか、そういう本質的なところを問われるような作品だなーと。
シリーズ化したいという話も舞台挨拶でチラッと出ていたようなので、ぜひ実現してほしいな。
まずは、ラプラスの魔女がこれからたくさんの人の元へ届きますように・・・