おはようございます。

 

今日12/7(木)は月髑髏の休演日。

 

上弦チーム、下弦チーム交互にそれぞれ1日2公演ずつ、かなりハードなペースで走り続ける中での貴重なお休み。

 

両方のチームに参加している服部半蔵役の安田桃太郎さんやスタッフの皆さんは、休演日しかお休みできないんだもんね。。。

 

束の間の休息、皆さんゆっくり身体を休めて明日からまた元気に駆け回ってほしい!

 

 

さて、ここからは月髑髏のネタバレを含む内容にも触れつつ、自分の覚え書きを書いていきたいと思います。

 

初見まだの方は、まっさらな状態で観劇されてから読んでくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、12/5(火)のマチネ公演を観劇してきました。

 

初日から数えて8公演目となる上弦の月の舞台。

 

1公演終えるごとに役が自分に馴染み、それによってそれぞれが変化していくのが舞台の醍醐味。

 

私にとって2度目となる月髑髏の観劇だったので、初日からの上弦チームの変化を自分の目で確かめるのが本当に楽しみでした。

 

みんなで早めのランチを済ませていざ、登城(*ノ´∀`*)ノ

 

初日は夜だったけど、今回はキレイな青空で。

 

 

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地方から上京してきた友達ともバースデーイベントぶりの再会。

 

ランチのお店に着いてコートを脱いだら、偶然にも双子みたいなコーデで笑っちゃった。

 

コートもお互いノーカラーのタイプで、どこまでかぶってるんだ!ということで記念撮影(*´艸`*)

 

 

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こういう偶然って以心伝心みたいで嬉しいね。

 

今日は、上弦の月バージョンの仮面。

 

 

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初日は新月を表していたのか、月が出ていない髑髏の仮面でした。

 

 

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千秋楽で下弦の月バージョンと合わさって満月になるのだと思うとゾクゾクする!

 

今回、戻りチケットのお席がとても良くて、10列目のほぼセンターでした。

 

舞台の全体も見えて、なおかつ正面から表情も見える位置からじっくり観ることができたのがほんとに嬉しかった。

 

初日はステアラ自体も初めてだし、髑髏城の世界を生で体感するのも初めてということで、終始ふわふわ興奮していた気がするんだけど、今回は2度目ということもあって冷静にストーリーに入り込めたのも良かった。

 

公演時間自体が約4時間と長いこともあるけれど、壮大なスケールで繊細に描かれる心情は(私の読解力のなさは置いといても)1回じゃ掴みきれないんだなと感じました。

 

2度目、3度目とハマって何度も観に行く髑髏城ファンの方が多いのにも納得!

 

まず、オープニングで描かれる、早乙女太一くん演じる天魔王のプロローグ。

 

元は人間だった1人の影武者が天魔の鎧と仮面を手に入れることによって天魔王になる瞬間が描かれ、滑らかな殺陣、お芝居、そしてダンスに掴みから心をぐわっっっと持っていかれる。

 

初日で女形の天魔王?という独自の世界観にびっくりしたんだけど、2度目の今回は初日ともまた少し違う印象を受けたんだよね。

 

なんというのか・・・本当は1人ぼっちでさみしくて、愛されたくて、でももう誰も信じられなくなってる、そういう心の葛藤を全部強固な鎧と仮面で隠して生きてる、実は子どもみたいな天魔王。

 

いじけて体育座りしてみたり、「蘭丸が助けてくれたーー♡」ってセリフにはハート♡マークがついていそうだったり笑

 

手も頬も真っ赤なメイクで確かに不気味ではあるんだけど、無界屋のシーンでは柱の陰に隠れてたり、生駒にちょっと甘えてる感じもどこかアンバランスなかわいさがあって。

 

(生駒が笑顔で天魔王のお願いを聞いて自決するシーン、切なかったなぁ 涙)

 

下弦の天魔王は同じ脚本でも全然違うお芝居だそうで、ぜひとも鈴木天魔王を生で観てみたい!

 

そして、三浦翔平くん演じる蘭兵衛。

 

初日も殺陣の滑らかさやお腹から出る声の良さに驚いたのだけど、やっぱり翔平くんの蘭兵衛いいなー。

 

1番好きなのは、1幕のラスト、笛を吹いてからの殺陣。本当に美しい。

 

蒼ちゃんが「いつか別の役をやれるなら蘭兵衛を演じてみたい」と話していたけれど、本当にいつか見てみたくなる!

 

妖艶さもあり、大人な三浦蘭兵衛、素敵です。

 

そして、ぴょんぴょん舞台を跳ね回り、子犬というか子猿のように元気な須賀健太くん演じる兵庫。

 

おっとうと2人、鍬と鎌を持って踊るあのシーンが大好きすぎて(*´艸`*)

 

途中、バク転もしてくれたり、ステージを端から端までめいっぱい使ってお芝居してくれるし、応援したくなる。

 

コメディ担当な兵庫だけど、最後はまっすぐな思いがついに実って、太夫改め、りんどうとハッピーエンド。

 

んー・・・やっぱりママと息子に見えちゃうけど、2人がハッピーならそれでいいっか笑

 

その極楽太夫こと高田聖子さん。

 

もーー、聖子さんがいることの安心感よ。赤い網タイツがセクシー♡

 

THE・姉御!!!!

 

とっくりマイクを持ちながら歌うシーン大好き。

 

月髑髏のキャストが若いからか、YO! YO!ってラップ調のシーンがあるのも好き(*´艸`*)

 

困っている人を放っておけない人情味があって、だからこそ、救いの里と呼ばれる街を作っていたのに、蘭兵衛の裏切りを知った時の絶望感たるや・・・(;_;)

 

そして、実は物語の核を担ってる霧丸。

 

捨之介が助けなくても1人で全員倒せちゃうんじゃ?ってくらい、平間くんも本当にアクティブ!

 

ブレイクダンスもかっこいい〜╰(*´︶`*)╯

 

捨之介と2人のシーンで「俺のせいでみんな死んだんだ・・・」と仲間の死を悔やむ霧丸。

 

双眼鏡をのぞいたら、本当に涙を流していた(と思う)のでこちらまでウルっと(;_;)

 

1人で孤独だった霧丸が捨之介と出会い、変化して、ラストは捨之介のために城を作りたい!と明るい未来を予感させるのがとても好きです。

 

そして、蒼ちゃん演じる捨之介。

 

まず、関東平野で髑髏党に追われている霧丸と荒武者隊を助ける登場の場面での第一声、

 

「いけねぇなぁ。ここで逃げちゃぁいけねぇ」の太い声がすごくいい。

 

1幕でのラ・ラ・ランドを彷彿とさせる無界屋ガールズたちとの笑顔のダンスは、やっぱりどこか紳士的で蒼ちゃんカラーが出ている部分。

 

(荒武者隊の身軽でアクロバティックなダンスも好きだなー。

 

月髑髏で要所要所に入るダンス、見どころのひとつですね(*´ω`*) )

 

そして捨之介はお芝居、殺陣ともに2幕に入ってからが断然良い!

 

天魔王を「倒す」のではなく、あくまでも「止める」ために闘う捨之介はやっぱりまっすぐで優しい。

 

それゆえに霧丸も心を動かされたんだよね。

 

最後、髑髏城での捨之介と天魔王の1対1の闘いのシーンは初日よりも動きがスムーズで迫力も増してたし、天魔王を止めたいという気迫を感じられた。

 

捨之介が1撃するたびに刀を1つ解き、天魔王の鎧が1枚ずつ剥がれていくっていう、難しいシーン。

 

天魔王が、かかってこいよって感じの不敵な笑みとともに手をクイクイってやる仕草がたまらなく良いです。

 

そして、もう1つの見どころは100人斬りでの雁鉄斎と霧丸との連携プレーでの殺陣。

 

どちらも相手を信頼しつつ自分も全力で動かないと成り立たない場面で、肉体的にも精神的にも難しいと思うけれど、しっかりこなしていてすばらしい。

 

体力の限界をさらに超えたソワレはもっと気迫あふれるシーンになっていたそうなので、いつかマチソワ通して観てみたいなとも思います。

 

物語中、捨之介の足元はずっと白い雪駄で、蘭兵衛がエアジョグの足袋を履いてるのと比べると踏ん張りも効きづらいし、かなり難しいチャレンジに挑んでるんだなと。

 

番傘も斬鎧剣も太いので、細身で長い刀を振るよりもキレよく魅せるのが難しい武器だと思うのだけど、初日より今回、殺陣のキレもよくなってたと思う!

 

あの髑髏城の七人を象徴するシルエットが浮かび上がる場面は何度見ても鳥肌が立つね。大好きです。

 

終盤で本水が降る川のシーン。すでに着物も髪も水に濡れ、闘いを終えて身体的にもボロボロで。

 

1人ずつ去っていく場面で、狸次郎右衛門改め、徳川家康に土下座の体勢でひれ伏す捨之介を見ると、雪駄から浮いた足の裏が真っ赤でね(;_;)

 

冷えて風邪ひかないといいなーなんて思いながら、素足に雪駄で必死に踏ん張る捨之介と、大舞台の真ん中に立って踏ん張る蒼ちゃん自身が重なって見え、涙が出ちゃった。

 

あえて辛口な感想を言うと、殺陣が入りつつ台詞を言うシーンでは、少し早口になって台詞が流れ気味になる場面が何度かあったので、ゆっくり・・ゆっくりでいいよ・・・(って蓮くんか笑)と祈るような気持ちで見ていました。

 

下弦のマモさんが声優のスペシャリストということもあって、発声や滑舌の部分では圧倒的に聞きやすいのは確かなのだろうけれど、日々経験を積むことで少しずつ克服していける部分だと思うから。

 

安定感ある台詞回しに関しては、まだまだ伸びしろがあると感じるので、千秋楽までの更なる変化に期待!

 

カーテンコールでは、太一くんが登場時につまずいて、無界屋の門を出たあたりでコケそうになるプチハプニング。

 

天魔王の衣装で照れ笑いしてたギャップがすごくかわいかったよ(*´艸`*)

 

そして、2回目のカテコの帰り、聖子さんの衣装の裾を持つ須賀くんの肩をポンって叩いて、肩を組んで去る蒼ちゃん。

 

3回目のカテコでスタオベになり、嬉しそうに手を振りながら客席を見渡すキャストの皆様・・・の中、最速で帰っていく天魔王太一くんwww

 

4回目もあり、去り際、今度はまた聖子さんの衣装の裾を持とうとした須賀くんがコケそうになっておりました笑

 

みんな4時間の公演で足元もフラフラなんだね・・・

 

どうかケガだけは気をつけて(˃̵͈᷄⌓˂̵͈᷅)

 

最後に1人残り、無界屋の門の下、深々と一礼し、あばよって感じで右手を上げて笑顔で帰っていく福士捨之介。

 

だんだんと座長感が増していくね!

 

そうそう、今回上演が終了して席を立ち、ロビーに向かう時に、観劇にいらしていた脚本家の中島かずきさんと偶然にも並んで歩く形になり、少しだけお話させていただきました。

 

ちょっと勇気を出してお声をかけたら気さくにお話してくださって本当に嬉しかったです。

 

物腰も柔らかくてとっても優しい方でした(*´ω`*)

 

今回じっくりストーリーにも入り込んでみて、蒼ちゃんは蒼ちゃんの、若さゆえに真っ直ぐで、人を信じる強さを持ってる捨之介を確立していってると感じられた。

 

初舞台の蒼ちゃんにとって、今は本当に吸収して吸収して・・・トライ&エラーの繰り返しの日々なんだなーとも。

 

まだまだ公演は序盤。

 

上弦チームとしての結束も深まる中、これから2月まで、またどんな変化を見せてくれるのか本当に楽しみ!

 

早く下弦も観たくて、まずはライビューの発表を心待ちにしてるのですがっ。いつかな〜。