先日放送された、愛ある第4話。
苦しみや怒り、そして何気ない日常のやりとりで見せる笑顔・・・黎の表情の繊細な変化が印象的な回でした。
笑顔を見せるシーンが何度かあって、ザワザワの中にもホッとしたり、キュンキュンしたりするポイントもしっかりあったよね(*´ω`*)
爽の部屋で、爽のお母さんの手料理を食べながら2人の馴れ初めをふり返るシーンで、「カレーがっ!特に美味しいです」って言うところ好き。
爽のお母さんとお酌しあうとこも、なんだかホッとする(*˘︶˘*)。.:*
でも、そんな穏やかな笑顔のやり取りの裏で、黎も爽も気がかりなことを相手に言い出せずにいる。
爽は小声で虎太郎と電話したり、黎はお母さんの病室に届いた花束に添えられたメッセージカードをカバンに隠していたり。
学生時代の回想シーンが映像ではなく、言葉だけなのが逆になんだか切なさを増してる気がしたな・・・
「この穏やかで幸せな日常こそが夢なんだ」っていう1話の最初の言葉を思い出してしまいました(;_;)
愛あるはドラマ全体の伏線だけでなく、毎回、その回のキーワードになる言葉があって、後半につながってくるところがおもしろい。
黎のお母さんが爽に話した、「小3の時に親子で参加する肝だめしでイヤリングを失くしてしまった時、黎がお化けに震えながら一生懸命探してくれた」っていう話。
「いつかこの子の震える手を握ってくれる人が現れたらいいな」っていう言葉が、花火大会で震える黎の手を握って明るく振る舞う爽につながるんだなーと思うとじーんとくる(;_;)
爽が嬉しそうに話す黎との学生時代のエピソードを聞いてる爽のお母さんもすごく嬉しそうだった。
母たちが子どもの幸せを願っていて、結婚を喜んでるその気持ちに嘘はないように見える。
・・・というか、嘘じゃないと信じたい。
だって保奈美さんの表情があまりにも怪しいんだもん(˃̵͈᷄⌓˂̵͈᷅)
「言葉と違って、行動は嘘つかないから」っていう爽のひとことが、今後のキーワードになってくるのでしょうか。
蒼ちゃんがちょいやめの成島監督から学んだ「伝えるお芝居」が、ここへきてすごく深みを増しているように感じます。
特に花火大会のシーン・・・
爽に本当のことを言いたいけど言えない複雑な思いとか、本当に花火を見たくないっていうおびえた表情とか、すごく伝わってくるものがあった(;_;)
花火大会で黎が非通知の電話を受けた時、最初は犯人に何か言われたのかな?と思って見てたのだけど、リピしてみたら無言の受話器の向こうからも花火の音が聞こえていたんだね・・・
相手もすぐ近くにいることがわかって、爽に何か危害を加えられるんじゃないかとあんなにおびえてたんだと思うと切なくて(;_;)
過呼吸気味になってしまう感じがすごくリアルで、苦しみが伝わる。
こっそり髪飾りを抜き取って送りつけるとか、写真を隠し撮りしてメールするとか、1週間前にネットで手配して花束を送りつけるとか・・・
犯人は暇なのかな?と冷静に思ってしまったよ( ̄▽ ̄)
犯人がここまで黎を苦しめようとする理由は何なんだろう?
4話の最後に明らかになったのは、戸籍謄本を爽の部屋のドアに挟んでいった犯人。
「てか、気づくのおそーっ♡」って悪びれる様子が全くない果凜ちゃんでした( ̄▽ ̄)
あんなに勉強教えてもらったり、かわいがってもらったのになんて子だ!
黎くんが勉強を教えてあげるシーン好きだったのに、もう見られなくなってしまうのが残念(;_;)
果凜ちゃんに怒る黎・・・本気で怒ってるのにどこか優しくて。
根っこが優しい人なんだなってことがよくわかる。
果凜ちゃんは戸籍謄本のこと以外には関わっていないようだけど、爽の高校時代の秘密を虎太郎と共有していたりして、まだ何か絡んできそう・・・
どこからどこまでが1人の犯人の仕業なのか、もはやわからないね。
果凜ちゃんも含めて、複数の人の小さな思惑が重なり合って1つの大きな犯人像に見えているような気がします。
黎のお母さんと爽のお父さんの過去も気になるし、なぜ、虎太郎が爽の高校時代の秘密を知ってるのかも気になる。
爽の写真の謎は来週の5話で明らかになりそうですね。
結婚する前に神様に懺悔したいと思うような秘密ってなんだろう?
兄の暁人が追っている時効間近の事件とつながってくるんだろうなと思うと、ますますザワザワ・・・
5話の予告で暁人の後ろ姿に意味深な視線を送る風見先生も気になりました。
そういえば、虎太郎は結局誰と花火大会行ったのかな〜( ̄▽ ̄)
性格はいいけどトランプ大統領みたいな顔してるマイちゃん、ちょっと見てみたいぞー笑