怒涛の5月が終わり、あっというまに6月〜!早い!!!

 

この調子であっというまに年末を迎えそうです( ̄▽ ̄)

 

ちょうど良い時間帯での上映があったので、昨日は「ちょっと今から仕事やめてくる」を観に行ってきました。

 

平日昼の上映だったけれど、男性のお客さんも多く、年齢層も幅広かった!

 

途中からあちこちですすり泣きが聞こえていたよ。゚(つД`)゚。

 

エンドロールが終わるまで1人も立ち上がることなく、皆さんしっかり観てくださっていたのがすごく嬉しかった♡

 

そして、バースデーイベントの翌日、友達とワイワイちょいやめのロケ地を巡ってきました。

 

映画の感想とともに「ちょっと今からふり返ってみる」をやりたいと思います(o´罒`o)

 

映画の内容に触れますので、また観ていない方はぜひ映画を観たあとに読んでくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画の冒頭、満点の星空の下に立つ、ヤマモトとバヌアツの男の子。

 

このシーンで蒼ちゃんと男の子がナレーションしているビスラマ語の音がとっても心地よくて。

 

英語にもちょっと似た音のある、現地のオリジナルな言語。

 

日本語の字幕を追いながら、耳心地のいい音だなーと思って印象的な景色とセリフに浸っていると切り替わる、腐ったブドウに虫がたかっている映像・・・

 

このブドウ、バヌアツのシーンが続いているのかと思いきや、青山の部屋の映像だったのでびっくりしました💦

 

ゴミ屋敷のようになった部屋で、死んだ目をしている青山。

 

小池栄子さんや吉田鋼太郎さんが舞台挨拶でも話されていたように、映画全体を通じて、だんだん目に光を取り戻していく青山の目の変化がとても印象的。

 

電車のホームに落ちそうになったところを、関西弁を話す明るいヤマモトに助けられ、次第に仲良くなっていく2人。

 

2回目以降、ヤマモトの行動の真意を全てわかった上で観ると、居酒屋のシーンで青山のセリフにかぶり気味なくらいテンポよくマシンガントークをしていくヤマモトを見て、すでにじんわり涙が・・・(;_;)

 

ヤマモトの一見チャラチャラしたように見える行動の全てに「なんとか隆を助けたい」という必死な思いが隠されているのがもうたまらなく切ないです。

 

前半のクライマックスともいえる、スーパーのカートで坂道を駆け下りるシーン。

 

この坂は、とある住宅街の中にあるのですが、傾斜がすごく急なことで有名な場所なのだそう。

 

 

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カートはもちろんないので、小走りで駆け下りて再現してきました(*´︶`*)

 

 

もっとカメラを上に向けると空が映るはずなんだけど、地面しかうつってません笑 臨場感は伝わるかな。

 

みんなで想像しながらエアー・カートごっこしたり笑

 

快晴の空の下、視界が開けていてとっても気持ちのいい場所だったよ。

 

 

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傾斜がかなりあるので、ヤマモトがビーサンでダッシュしながら駆け下りるシーンを想像するとヒヤヒヤしちゃう^^; 

 

蒼ちゃん転ばなかったかな・・・

 

私がビーサンでダッシュしたら転げ落ちること間違いなしです( ̄▽ ̄)

 

途中でカートのタイヤが外れて草むらにダイブする、あの印象的なシーンで使われた場所は・・・

 

 

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当時は草むらだった空き地が、撮影から1年が経過して建売の分譲地になっていて、一部には家が建ち、手前側も更地になっています。

 

 

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このシーンで青山が「何するんだよ!死んだらどうすんだ!!」って言って、ヤマモトが嬉しそうに青空を見上げるシーンがすごく好き。

 

Ameba Official Pressの蒼ちゃんのインタビューがとってもよかったのだけど、このインタビューの中でも、最初は台本に入っていなくて、リハーサルをしていく中で成島監督から提案されたという話をされていましたね。

 

⇨ 福士蒼汰インタビュー 社長になったら「お昼頃に出勤します(笑)」(Ameba Official Press)

 

死ななくてよかったと感じる心を取り戻した隆を見て本当に嬉しそうなヤマモト。

 

多くを語らなくてもヤマモトの気持ちが伝わる前半の大好きなシーンだな(*˘︶˘*)。.:*♡

 

そして、青山のネクタイを選びに行く、自由が丘の「鎌倉シャツ」。

 

 

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お店ではちょいやめのパネル展示も行われていたり、青山がつけていた「元気が出るネクタイ」が紹介されていたりしました。

 

 

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映画の中で青山がネクタイを購入する時にレジの対応をしてくれる店員さんは、実際にこのお店で働いているスタッフさんなのだそう。

 

 

 

そのこともパネル展示で紹介されていました(*´ω`*)

 

 

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現在、鎌倉シャツ x ちょっと今から仕事やめてくるのハッシュタグキャンペーンが実施されていて、#ちょいやめ #鎌倉シャツ という2つのハッシュタグをつけて投稿すると、抽選でちょいやめのプレスシートが当たります。

 

外れてしまっても、鎌倉シャツオリジナルのシミ抜きに使えるステインペンをプレゼントしていただけて嬉しかった♡

 

 

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写真を撮ってくれたり、お話を聞かせてくれたり、どの店員さんもとても親切にしてくださいました。ありがとうございます(*´ω`*)

 

そしてこちらは、仕事で失敗して叱責され「飲みたい気分じゃないんだ・・・」という隆をヤマモトが連れていく落ち着いた雰囲気のあのお店。

 

劇中でも印象的な剥製がお出迎え。

 

 

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お店のマスターが「おっ、映画観てくれたの?」と気さくに話しかけてくださり、撮影時の様子を少し話してくれたの。スタッフさんや機材もいっぱいで、いろんなレイアウト変更をしながら撮影していたそうです。

 

 

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「隆、仕事変えた方がええんちゃうか?」

 

このセリフを言うヤマモトに笑顔はなくて・・・心配そうな優しい表情が本当に印象的。

 

そして、いちばん時間をかけて撮影したという屋上のシーン。

 

ビーサンで全力疾走して隆を探し回るヤマモトが屋上で隆を見つけたときどんな想いだったか・・・今これを打っていても涙がじんわりにじんでしまう(;_;)

 

同じく仕事に悩み、ビルの屋上から飛び降りてしまった純を救えなかった自分。

 

今、目の前にその純と全く同じ状況の隆という大切な存在がまさに飛び降りようとしていて・・・

 

「ヤマモト、ごめんな」って言われて、本当は駆け寄りたい気持ちを抑えてポーカーフェイスで発した「何がや?」の表情と声が本当にいい。

 

隆の家族が、自分が経験した気持ちを味わうことのないように。

 

そして、隆自身が、自分の周りにいる大切な人の存在を思い出せるように・・・と真剣に諭すヤマモトの姿に涙が止まらない(;_;)

 

笑顔で手を差し出すヤマモトの手を青山が握ったとき、純を救えなかった自分の悲しみと罪悪感から解放されたようにも思えて。本当に素敵なシーンでした。

 

この屋上のシーンがあるから、その後の隆の実家でのシーンがますます泣けて。

 

いつもご両親のセリフのひとこと、ひとことが胸に沁みる。

 

親はいつだって子どもが元気で、幸せに生きていてほしいと願うもの。

 

自分も息子を持つ母親なのもあって、親目線でも見てしまうんですよね。

 

ロケ地巡りの最後は、会社をやめてきた隆がカバンをブンブン振り回しながら横断歩道でスキップをしてるところをヤマモトが笑顔で眺めているあの喫茶店。

 

窓から本当にあの横断歩道が見えて、ヤマモトになった気分でした(*´ω`*)

 

 

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小池栄子さんとはワンシーンだけの共演だったという蒼ちゃん。

 

葬儀の後に自分の顔が映った鏡を割るというとても衝撃的な場面がそのワンシーン。

 

そして、このシーンが蒼ちゃんにとって、ちょいやめのクランクインのシーンでもあったのだそうです。成島監督のトークショーに参加した友人が教えてくれました。

 

たくさんのリハーサルを重ねてきたとはいえ、いきなりこのシーンからのクランクインは相当難しかったのではないかな。

 

行き場のない悲しみと自分自身への怒りをぶつけるまっすぐなお芝居が、まさに「伝わる」お芝居でした。すばらしかったよ(;_;)

 

まだまだ書きたいことたくさんあるけど、ここまでで相当長いな・・・すみません笑

 

最後に、こちらの成島監督のウォーカープラスのインタビュー。蒼ちゃん&工藤くんに対しての思いや作品に対しての思いがよくわかってよかったです。

 

⇨ 「ちょっと今から仕事やめてくる」成島監督インタビュー 寄り添いながら優しく背中を押してくれる作品(Walker Plus)

 

本当に怖いのは、パワハラ上司ではなく、同僚がパワハラを受けている状況で周りの誰も声を発しないこと。これは本当に日本特有のものだと思う。

 

でも現実に起こってもいることで。

 

会社のパワハラや学校でのイジメ・・・を目撃している周りの人がほんのひとこと声をかけてあげるだけで、自分が誰かにとってのヤマモトになれるかもしれない。

 

すごく考えさせられました。

 

そして、与えられたイメージを自ら打ち破っていくのって勇気も必要だし本当に難しいこと。

 

成島監督がその想いを汲み取って、自ら2人を育てたいと思ってくださったその心が本当にすばらしいなと思ったし、まっすぐに役と向き合って見事に演じきった2人にも拍手を送りたい気持ちです。

 

蒼ちゃん、週刊朝日のインタビューでは「こんなにもの作りに参加している実感があった現場が初めてなら、お芝居をしながら"演じるってこんなに楽しいんだ"という気持ちになったのも初めて」と語っていて。

 

それもこれも、監督の厳しい指導の裏に大きな愛を感じたからこそだなって。

 

いつか、蒼ちゃんや工藤くんが成島組の一員として、自分の殻を破りたい若手をサポートする立場として、作品に呼ばれる日がくることが楽しみだ〜!

 

ちょいやめが公開を迎え、「直接お礼が言いたい」と蒼ちゃんが直接スタジオを訪れたという話を、演技指導を担当した秦秀明さんがtwitterに書いてくださっていました。

 

監督や周りにいるスタッフさんも、「この人のために何か力になってあげたい」と思わせる蒼ちゃんのまっすぐな人柄と努力。

 

こういうお話を読ませていただくたびに、ファンになって本当によかったなぁと思うし、自分も見習わなきゃって思います。

 

いつも長々と書いてしまうこんな私のブログを読んでくださる皆さまありがとう(*˘︶˘*)。.:*