昨日のTV LIFEに引き続き、今日は雑誌「エンタミクス」と「キネマ旬報」が発売され、ぼく明日の完成披露試写会の応募告知が掲載されています。

 

各雑誌、5組10名様と、相変わらずとっても狭い枠ですが・・・

 

会場は完成披露試写会ではおなじみの、イイノホールです♪

 

 

そして、先ほどNHKラジオにぼく明日の原作者である七月隆文さんが出演され、ぼく明日にまつわるトークをいろいろ聞くことができました♡

 

なかなか原作者さんの話をじっくり聞く機会ってないから嬉しかった!

 

今回のラジオでもback numberのハッピーエンドを流してくれたのも嬉しかったな(*˘︶˘*)。.:*

 

七月さん自身、「なかなか最近の音楽を追いかけきれていなかったけれど、たまたま偶然好きになったのがback numberだった。

 

ツボに入る曲調や女々しいところのある世界観がいいなーと思っていたら、主題歌がback numberに決まりましたって聴いて・・・本当にびっくりして嬉しかった」

 

って話していて。

 

さらに、「ぼく明日がいつか映画になってほしいなって思いながら、じゃあ誰にやってほしいかなって思ったときに浮かんだのが福士蒼汰さんだったんです。怖いくらい希望が全部叶っている。」

 

ともおっしゃっていて。

 

偶然は必然なんだなぁと思うことの多い最近ですが、自分が好きだなぁと思っている人が自分の作品に出てくれて、それが現実のものとして動き出すって本当に幸せなことですよね!

 

七月さんが高寿を誰にやってほしいか考えたとき、真っ先に蒼ちゃんを思い浮かべたっていうのがすごく嬉しいね(;_;)

 

小松菜奈ちゃんについては、「もともと「渇き」で見ていて、男をたぶらかすものを持っているようなアバンギャルドなイメージが強かったんですが、「バクマン」でのヒロイン役がすごくかわいかった。

 

今回の愛美も本当にかわいくしてくださって、ぼく明日の試写を見たときも、見ながら思わず「かわいい」ってつぶやいてたくらい。」

 

って笑

 

私も、予告の映像を観ただけでもすごく愛美っぽいなって思ったし、これまでの小松菜奈ちゃんのイメージが良い意味で変わる作品になるんじゃないかなって思う。

 

そしてそして、今回のラジオでいちばん素敵だなーと思ったお話が・・・

 

「東宝さんが原作者さんの意見を尊重したいと言ってくれて、脚本会議の段階から参加させてくれた。

 

明日までにあげなきゃいけないという段階でも、夜の19時から明け方の5時くらいまでディスプレイに映し出した脚本を1つ1つ指差し確認しながら話し合いに加えてくださった。

 

その後の映像を仮組みした編集の段階でも何度も映像を見せてくれて、ここは削ったほうがいいんじゃないか、こうしたほうが良いんじゃないかという話し合いをし、作品を作っている一員として迎えてくれた。

 

なので今回の映画化は本当に納得していて、皆さんに見てほしいなって思える作品ができたのが原作者としてすごく嬉しい。

 

完成したものを観て、あーいい映画になりましたねって思った。すごく幸運でした。」

 

と語ってくれていたこと。

 

なんだか、この話だけでじーんときちゃった(;_;)

 

原作のある作品の実写化って必ずしも原作者さんの思う方向へいかなかったり、時にはモメてしまったりする話も耳にしますよね。

 

こんな風に原作者さんを大切に、納得いくまでお話しながらチームで作品を作り上げていく三木監督の元でぼく明日が映画化されたこと、そして七月さんが心から喜んでくれていることがとても嬉しい。

 

七月さんはデビューしてから11年間、特に最初の数年は全然売れない時期もあって、ぼく明日も発売当初は全然売れなかったので重版が決まった時すごくびっくりして嬉しかったと。

 

現在は、ぼく明日は110万部、22回も重版がかかっているんだそう。

 

きっと映画が公開されたらまたさらに売れるんだろうなぁ。

 

最初の頃はライトノベルで非日常的な作品を描いていたけど、自分の過去の恋愛や実体験を元にリアルな心情を描くことにシフトしていったんだそうです。

 

今後は

 

「こいつの作品なら安心して買える」

 

「七月隆文の新作なら大丈夫だって手に取ってもらえるような作家になりたい」って。

 

もうすでにそんな作家さんになりつつある気がしますよね♡

 

原作者さんも太鼓判を押す素敵なチームで制作されたぼく明日、もうますます楽しみで仕方ない〜!