1月27日に発売された、有川浩さんの新刊「倒れるときは前のめり」

ご存知の方も多いかと思いますが、有川浩さんはお世話になっている書店さんへ積極的にサイン本を提供してくれる素敵な作家さんです。

今回は、たまたま店頭にサイン本が並んでいるのを発見した友人が、私にもサイン本を送ってくれたのでした。゚(つД`)゚。

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なんとありがたいんだーーーっっ!

ずっと大事にします♡♡ ありがとう~!

まず中を見る前に思ったのが、表紙のデザインがかわいい!ってこと。

私、このライムグリーンとイエローの組みあわせがすごく好きで、家のインテリアのアクセントカラーもライムグリーンだったりします。気持ちが明るくなるし、癒されるカラーなのでつい選んじゃう。

有川浩さんの出身地でもある高知県で素敵な高知県産のグッズを展開している「土佐旅福」の「土佐酢みかん手拭い」の図案を元に作られた表紙なのだそうです。

⇨⇨ 「土佐旅福」HP
http://waravino.theshop.jp

ホームページを見ると、この手拭い以外にもカラフルでかわいい野菜やお花や魚などがデザインされたグッズがたくさん!絵はがきや一筆箋もかわいい♪

どれもかわいく、色とりどりで、見ているとワクワクしてきます♡

そんなワクワク感で表紙をめくり、目次を眺めていると・・・

盛りだくさんな内容にさらにワクワク感高まるー!!

有川浩さんが2003年~現在に至るまで新聞や雑誌に寄稿したエッセイをまとめた1冊ということで、読みごたえたっぷり。

クスっと笑えたり、考えさせられたり、ホロっときたり・・・
いろんな要素のつまったエッセイ集です。

有川浩さんの日常が垣間見える感じも素敵。

エッセイには現在の有川浩さんが振り返ってのひとことを追記してくれていて、寄稿した当時との気持ちの変化だったり、変わらないことだったり、昔と今を知ることができます。

児玉清さんに関する記事にはウルっとしてしまいました。

東日本大震災が起きたまさにあの瞬間、都内で児玉清さんとの対談中だったという有川浩さん。揺れているのにしばらくお話をやめずに話し続けていたという児玉清さん。

綴ってくれた文章から、そのときの様子が目に浮かんできます。

その対談の日から数ヶ月後、児玉清さんは亡くなりました。

でも、図書戦の映画の中では稲嶺司令として写真で生き続けてる。

きっとお空の上から穏やかな笑みを浮かべて見守ってくれているんでしょうね。

エッセイの他に短編小説が2本収録されています。

「彼の本棚」そして「ゆず、香る」

「彼の本棚」は6ページほどの超短編で、「ゆず、香る」は28ページの短編。

どちらも有川浩さんらしさのつまった恋愛小説です。

「ゆず、香る」には、とある有名なアニメの話が登場するのですが。

まさに読む直前にそのアニメの話を友人たちとしていたところだったので、あまりの偶然にびっくり!勝手にご縁を感じちゃったよ~

最後、ホロリと泣ける素敵な小説でした。

図書館戦争シリーズ、レインツリーの国、阪急電車、空飛ぶ広報室、県庁おもてなし課、フリーター家を買う、三匹のおっさん・・・

どれもこれも有川浩さんが執筆し、映像化されてヒットした作品ばかり。
今年の6月には「植物図鑑」の公開も控えてますね。

そんな映像化したそれぞれの作品についても語ってくれていますよー!

あ、サイン本、都内だと2/2現在、三省堂書店池袋本店と紀伊国屋書店新宿南店にも並んでいるそうです♪(twitterより)

ぜひ皆さんも書店で購入してみてくださいね。