※ この記事では「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の原作の内容に触れます。
原作を読んでいない方は読んでから、続きを読んでくださいね。













「ぼく明日」を読み返しながら、涙しています。
蒼ちゃんがメンオンで「366日」を歌った時の様子が頭から離れない。

あの曲をあんなに情感込めて歌っていたのは、もしかしたら蒼ちゃんが高寿と愛美のことを想いながら歌ってたからなのかなぁと思えてなりません。

聴けば聴くほど歌詞が作品の世界観とマッチしすぎていて。


それでもいい それでもいいと思える恋だった
戻れないと知ってても 繋がっていたくて


叶いもしないこの願い あなたがまた私を好きになる
そんな儚い 私の願い 今日もあなたに会いたい


恐いくらい覚えているの
あなたの匂いや しぐさや 全てを
おかしいでしょう? そう言って笑ってよ
別れているのにあなたの事ばかり


歌詞の一部を抜粋してみました。

この原作を読み返した後に蒼ちゃんが歌ってた姿を思い出すと、あの時の切ない表情や声がなんだかとてもリアルに感じられる。そのまま映画の挿入歌にしてほしいくらい。


恋がこんなに苦しいなんて
恋がこんなに悲しいなんて
思わなかったの 本気であなたを思って知った

恐いくらい覚えているの
あなたの匂いや しぐさや 全てを
おかしいでしょう? そう言って笑ってよ
別れているのにあなたの事ばかり

あなたは私の中の忘れられぬ人
全て捧げた人
もう二度と戻れなくても

今はただあなた
あなたの事だけで
あなたの事ばかり


蒼ちゃんが歌わなかった続きの部分の歌詞も、2人のことを歌っているようで。

何かつらいことがあったとき、「時間が解決してくれる」とよく言うけれど、時が経っても解決することができない・・・

むしろ時が経てば経つほどにいちばん幸せだった時間から遠くなってしまうから、時が止まってほしいとさえ思ってしまうこの状況。

なんとかならないの?って思わずにはいられないこの状況。

小説の中にドラえもんのことがチラッと出てくるけれど、もうドラえもんがタイムマシンとかタイムふろしき使わせてあげたらいいんじゃないかな!って思っちゃうようなこの状況。(飛躍しすぎ)


ただただ、切ない。


ぼくの明日は、きみの昨日っていう、その時間の流れが時々頭の中で迷子になってしまって、ん?って整理する時間が必要でした。

私でさえそうなんだから、高寿と愛美の苦悩は相当なものだったよね。

映画は原作と全く同じ流れになるとも限らないし、同じエンディングだとも限りません。

むしろ結末が違うことだってよくあったりする。

どんな脚本になっているのか、そちらも楽しみですね!

どこかで少し希望が持てるようなエンディングだったらいいなぁ。。。