152. カミツレの花言葉「苦難の中の力」

昨夜、日付が変わる頃にアップされた土屋太鳳ちゃんのブログ、皆さん読まれましたか？

先日行われた図書館戦争 THE LAST MISSIONの初日舞台挨拶の時のこと、その後の打ち上げのことなど、キャストの方々とのツーショット満載で綴ってくれています。もちろん蒼ちゃんとのエピソードも♪ 

舞台挨拶。.:* ｜土屋太鳳オフィシャルブログ「たおのSparkling day」Powered by Ameba
http://s.ameblo.jp/tao-tsuchiya/entry-12084289488.html

太鳳ちゃんが特撮好きで、フォーゼやシンケンジャーを観ていたとは！私たちと同じ視点で蒼ちゃんとご対面したんだなーと思うとなんだか嬉しいね(*´艸｀*)

太鳳ちゃんはほぼ毎日ブログを更新してくれていて、毎回誠実な人柄が伝わる長い文章でその時の想いを綴ってくれる。

たくさんの作品を掛け持ちしていて忙しいはずなのに、いつも目の前の人と真摯に向き合う姿を尊敬します。

毬江ちゃんを演じてくれたのが太鳳ちゃんで本当によかった(*˘︶˘*)｡.:*♡ 

まだ読んでいない方はぜひ1度読んでみてくださいね。

パンフレットを読んでいて、毬江ちゃんのキャスティングをオファーしたのが朝ドラの「まれ」の出演決定よりも前のことだったと知って驚きました。

当時19歳の蒼ちゃんを手塚光という重要な役に抜擢してくれたこともそうだけど、佐藤信介監督をはじめ、図書戦チームの方々の人を見極める目や先見の明って本当にすばらしいものがあるなーと思います。

どの役者さんもこれ以上ないくらいぴったりと役にハマってるのが図書戦のすごいところ！

少し前の記事にいただいたコメントの中で、堂上教官の「おまえはもう強い花だ」という台詞の意味について聞いてくださった方がいます。

私もちょうどカミツレの花のことを書きたいと思っていたので、私の思うところを…。

カミツレの花言葉は「苦難の中の力」

図書隊のシンボルマークでもあるこの花は、映画の中にも度々登場します。

「カミツレは簡単には咲かない。誰かが手を尽くしてやっと咲く花。」

「見ろ！ここにもいるんだ。本を守りたい人が。」

水戸図書館の防衛部が検閲に屈していたと知って愕然とする中、ワゴンに置かれたカミツレの鉢植えを見て堂上教官が郁に言った言葉です。

カミツレ=カモミール の花って、見た目は白と黄色で柔らかな雰囲気で、陽だまりにほんわかと咲いているようなイメージの花です。

「苦難の中の力」っていう花言葉が一見ミスマッチに思えるくらい。

でも、カミツレは地植えにすると地面を這うように生えて成長し、踏まれれば踏まれるほど逆境に耐えてよく育つのだそうです。

花言葉もそんな強さをもっていることに由来するんだって。

負傷した堂上教官が

「走れ。お前は止まるな。」

「大丈夫。もう俺がいなくても…」

「お前はもう強い花だ…」

っていうクライマックスのあのシーン。

まさに郁が逆境に耐えて咲いたカミツレの花のようで。

入隊してからこれまでずっと逆境に耐えて成長し続けてきた郁を、時に叱り、見守り、手をかけて育ててきた堂上教官。

その教官が目の前で負傷し、仲間も窮地に立たされる中、それでもなお、託された希望を届けるためにひとりで走る郁。

本を守るため、堂上教官を守るため、必死で走り、美術館にたどり着いた時、フラッシュの光に照らされる郁の顔は本当に美しかった。

「世界が変わらないことを嘆く代わりに、彼女は走った」

この姿を見ているから余計に、その後のカミツレのお茶デートの約束をするラブラブなやり取りにニヤニヤしちゃうんだよね(*´艸｀*)

そしてカミツレには癒しの効能がある。

実際に、カミツレを弱った植物の近くに植えると、その植物が元気を取り戻す効果があるのだそう。

またヨーロッパでは4000年以上も前から消炎効果のある薬草として用いられてきた、最も歴史のある民間薬でもあるとのこと。

堂上教官は郁にプレゼントしてもらったカミツレのアロマオイルのおかげで入院中もよく眠れたって話してたよね。

水戸図書館の抗争で踏みつけられて割れてしまったカミツレの鉢植えたちを再び鉢に戻してる水戸の図書隊員たちの姿も、逆境から立ち直る希望を感じられてよかったです。

前作のパンフレットの裏表紙。

「本のために、あの人のために。」

堂上教官と郁には微妙な距離感が。

今作のパンフレットの裏表紙。

「守り抜く。すべての希望を。」

全く同じ場所で撮影されていて、堂上教官と郁の距離感が縮まってるのが素敵です(*˘︶˘*)｡.:*♡

次は何度かカミツレのお茶デートを重ねてさらに距離感が縮まった堂郁と、手塚&柴崎の恋愛、描いてくれますか♡