最高に素敵だった5話のエンディングから一転して、胸が苦しくなるような6話でした。
翔太の告白によって、7年越しでやっと葵の元に帰ってきたONE PIECEの51巻と、あかりからの手紙。
言葉が出ずにただ涙する葵が切なかった。
行き場を失ってしまった高校時代のあかりの思いと自分の思いを重ねて・・・すごくつらかったね。
漫画の中ではお宝であるONE PIECEを追い求めてルフィーたちが旅を続ける。51巻はルフィーが人魚のケイミーを取り戻しに行く話。まるで葵とあかりのことを暗示してるよう。
ONE PIECEという単語自体はひとつなぎ、という意味にも、ひとかけら、という意味にも取れる単語です。
やっと欠けていたひとかけらが手元に戻ったところなのに、またまたすれ違いの展開になってしまいました。
ペンギンカフェの設計を任される美玲ちゃん良かったなぁ。100枚くらいデザイン画を書いたという美玲の言葉に驚く葵。チャンスをモノにするために普段から努力してて、その時がきたら着実に動ける。普段の役者としての蒼ちゃんと重なったよ。
相変わらず会社のメンバーとのシーンは癒されるー!ペンギンが苦手だからと部下に仕事を振る万里子さん笑
なぜか手にはサメ(*´艸`*) 万里子さんワールド好きだわぁ♡
「待ち合わせ、行けなくてごめん。ひとりで待たせてごめん。」
葵が悪いわけじゃないのになぁ。゚(つД`)゚。 翔太のことには言及しないのが優しい葵らしい。
「今からでもまにあうなら、取り戻したいんだ」って、素直な気持ちを伝えられたね。
合格祈願のはずが間違えて健康御守を買ってきてしまってたとこは笑った~!
2人の笑顔が爽やかすぎてまぶしくって・・・テンポの良い掛け合いも、見ててほっこり♡
「ありがとね、葵」って上目遣いで頬に手をやるあかり、最高にかわいいー!
ここまではすごく素敵だったんだけどなぁ。後半はつらい展開だった(;;)
七海ちゃんからの「公平ならわかってあげられるんじゃないの?」って後押しもあり、翔太とあかり、それぞれの元へ、ちゃんと話をするようにと言いに行く公平。
んー、でもこの5年間あかりを支えてきたのは翔太で、合格したことを一番知りたがっているのも翔太なんじゃないの?っていうのは、ちょっとお節介な発言だなぁ。
その5年間は行き場をなくした葵とあかりの思いに蓋をして成り立ってたもの。7年ぶりに再会した公平もその5年間のことは知らないわけで、そこまで踏み込むのってどうなんだろう?
手紙も漫画も捨ててしまえば良かったのにそうしなかったところに翔太の良心があるのはよくわかるんだけどね。
合格の知らせを受けて喜んでいる葵の気持ちを思うと複雑~。この時点であかりがいちばん最初に知らせたかったのは葵なんじゃないのかな?
七海ちゃんも気を利かせて家をあけてくれてるというのに。(この時の微笑む蒼ちゃんいい~♪ 冷蔵庫のメモに何て書いてるのかいつも気になる!)
葵のマンションの前まできて、翔太のところへ行ってくると正直に連絡するあかり。内心複雑でもわかった、としか言えないよね。゚(つД`)゚。
「翔太がいてくれたから私ここにいる」
「合格したよ。私、先生になれたよ?」
「よかったな。本当におめでとう。」
7年間罪の意識に苦しみながら、葵の知らない空白の時間のあかりを支えてきた翔太。
でもやっぱり、手紙を盗むのはいけないことだよ?これであかりがもし翔太の元へ戻ってしまったら、それこそ報われないストーリーになってしまう。
手紙を盗った翔太を責めずに、あかりがつらい時に何もしてあげられなかったと自分を責めてしまう優しい葵が報われる結末であってほしいです。
葵が用意したケーキ。
プレートが黒板とチョークでかわいい♡ そこに「合格おめでとう!あかり」の文字。
ウキウキしながら三浦家特製カレーを作り、嬉しそうにケーキを眺める葵の笑顔が切なさを増す。
ここからは個人的なモヤモヤを。。。
(個人的な感情なのでスルーしてくれて大丈夫です。)
脚本や演出について、あれ?って思うところが多かった6話。
5話が最高だっただけに残念。゚(つД`)゚。
まず何よりも、「翔太に会ってくる。どうしても直接伝えたいことがあって」という連絡は入れるのに、その後は連絡も入れないというのは現実的にどーなんだー。携帯のなかった昭和の話ならわかるけれど。
そもそもあの場に家庭教師という立場のあかりが待っている必要が?って気もするし(心音ちゃんのご家族はどちらに??)、緊急事態で行けなくなってしまったとしても、待っている葵にひとこと連絡入れてほしかったよーーー。
葵がくれた健康お守りを握りしめて心音ちゃんの回復を祈ってるのに、葵のことは頭をよぎらなかったのかーい?連絡できないにしても、脚本的にもう少し違う描写にできなかったのかとモヤモヤ。
「約束の時間までには必ず行くから」って言ったのになぁ。
時計の針が進むたび、やるせない表情になってく葵が可哀想になってしまったよ。
そして先ほども書いた公平の話。
これまでにも公平に言われて登場人物が動くシーンが多くて… そんな簡単に人の意見に左右されてしまうの?と疑問に思う場面もあったり。大人としての成長を描くなら、重要な場面では主体的に動いてこそだと思う。
そしてそして、7話の予告。
あかりの話もちゃんと聞かずに怒る葵。ケーキをゴミ箱に捨ててたり… 仕事にも身が入らず自暴自棄に…って、葵、そんなキャラだった?
頼まれた仕事は例えウサギ小屋でも目をキラキラさせてしっかり仕上げる葵はどこ行ったーー?
クライアントに「何かしてあげたいと思っても、失ってからじゃ遅いんですよ!」ってスピーチしてた葵はどこ行ったーー?
5話であかりが「手紙じゃなくってさ、ちゃんと言葉にして伝えればよかったんだよね。」って言ってたのはどこ行ったーーー?!!
話をして気持ちを伝え合う大切さを実感したんじゃなかったの?
誤解して傷ついたとはいえ、事情を説明しにきたあかりの話を聞かずに自暴自棄になるのは、大人になって成長してるはずの葵じゃないような。
ドラマ的にすれ違いが起こらなきゃいけない場面なのは理解しつつも、ここはもっと練った展開にしてほしかったなーというのが正直な感想です。
5話が最高だっただけに(2回目)。
5話が最終回なら良かったのにと思うような展開にだけはならないでほしい!
あくまでも個人的な感想なので、違う見方の人がいることは重々承知しています。
はい、モヤモヤ終わり。
7話の予告では万里子さんや美玲ちゃんが葵の家にきてましたね。仕事でミスして落ち込んでしまう葵を叱りつつも、葵がDIYで作ったインテリアを見て、いいもの持ってる、がんばれって励ましてくれる展開なのかな?と期待(*ノ´∀`*)ノ
そしてあかりの笑顔でまた自信を取り戻してくれたらいいな。
残り3話は仕事も恋愛も前向きに一生懸命になる葵が見たいよー。
ベタな展開でもいいんです笑
笑顔のハッピーエンド希望です。