仲良しの蒼友さんと一緒に7度目の蓮くんに会いに行ってきました。

わりと広めの劇場で、お客さんの入りは3割くらいかなぁ。
学生もあまりいなくて落ち着いた客層でした。
最終的な興行収入は25億円くらいになるのかな?
蒼ちゃんが出演した中でも一番の大ヒットですよね!
デビュー前からの思い入れのある作品がこれだけたくさんの人に見てもらえて、蒼ちゃんも本当に嬉しいだろうなぁ♡

今日は劇場で見るのもおそらくこれが最後かなぁということもあって表情をじっくり見ていました。

遠足で仁菜子にパーカーを貸したあと、「いつのまにか好きって気持ちと俺が守らなきゃっていう気持ちがごっちゃになってた」っていう麻由香と別れた経緯をポツリポツリと話して、でも俺なんでこんな話しちゃってるんだろうって感じでハッと我に返るところ。

その後に「木下さんに話して、少し元気もらった」ってちょっとはにかみながら言って歩き始めるところ。

そこまでは仁菜子だけに見せてる表情で。

その後に安堂くんが探しにきて対面した時には何もなかったかのように少しクールな表情の蓮に戻って「俺がみんなを探してくるよ」っていなくなる。

もう1つ、パーカーを返してもらった後に一緒に帰るシーン。
風が吹いて「あ、夏と秋の匂いが半分になった!」って空を見上げる2人のシーン。

「シンクロ?」「気が合うねぇ」って仁菜子が笑って「うん、そう思う」って言ったあと、電車の中でも「秋になったら何したい?」「秋・・・んー読書。」ってなにげない会話のあとに仁菜子を見つめて思わずニヤニヤしてしまう(これは素のニヤニヤでは!!って思うんですが笑)ところ。

翌日にイヤホンを半分こして「木下さんの鼻歌、ちゃんと聴きたくて探して入れた」って微笑むところ。

それもまた仁菜子にだけ見せてる表情で。

その後につかさとさゆりが登校してきて「おはよう~」って声をかけると、クールな蓮くんに戻って「おはよ」って言ってさっといなくなる。

普段クールにしてる人があんな風に自分だけに見せてくれる顔ってすごく特別で、嬉しいよねぇ。蒼ちゃんのそういう表情の演技が本当に素敵だなぁってあらためて思いながら見ていました。

その後だんだんと気持ちの余裕がなくなってきて

「木下さんじゃなきゃ言わなかったよ」
「俺じゃダメかな?少しでも支えになりたい。木下さんが俺にしてくれたみたいに。」
「おれ木下さんが好きだよ?」
「木下さんの存在が・・・俺の中でどんどん大きくなって・・・」

って声も表情も憂いを帯びていくのがまた・・・蓮くんそのものでね。
何度見ても好きが積もる。

あとね、舞台挨拶の時に蒼ちゃんが言ってた「この映画はみんなが片思いをしていて、でも誰も悪いやつがいないっていうところが見所なんじゃないかと思います」っていうひとことを思い出して。

最初の方に出てくるあのフラれちゃった女子の集団はどうなのかな?って思ったの。

文化祭のシーンのどこかに出てきてたりするのかなぁって気をつけてみてみたんだけど、見つけられなかったなー。(もしどこかに出てきてたら教えてください♪)

あの子たちもまた別の恋をしたり、友達との楽しい日々を送って、あの文化祭で楽しくシャボン玉を吹いてくれていたらいいなぁなんて思いながら見ていました。

廣木監督がインタビューでストロボエッジを撮る際の気持ちとして「大人として嘘をついてあげたかった」って言ってたんだよね。実際は世の中キレイなことばかりでもなくて、始まった恋愛がどう進展していくかは誰もわからない。だからこそ片思いが両思いに変わるまでのストロボの純粋な世界が大人になった私たちの心にもぐっと入ってくるんだろうなと思います。

7回も同じ映画を観たのは生まれて初めてです。
蓮くんを蒼ちゃんが演じてくれてほんとに良かったな。

また少しほっそりしたように見える最近の蒼ちゃん、次はどんな役に挑戦してるんだろうね。