無題１

　　　　　　　　　　　　　　　　3週間前

3月の末日だった。

「久々に山に行くよ…。家賃は口座から落ちる…詳しい事は部屋に置いてある」

「・・・？」

「いずれ暇さんも…俺と同じことをすると思う…」

「分かった‼適当な頃合いを見て部屋に行くよ」

とても短い会話だった。

私は暫くブログを書けなかった。彼とは違う意味で山に入った。

そして戻った。

ブログを書き始めた…。

が、数日前、元気だった別の知人が一足先に逝った。

朝から暗い話・・・でも、未知の世界に一足先に旅立った知人。羨ましき気もあり…言葉が見つからず。

感慨無量である。