2023年10月11日


抱っこ出来たのも束の間
いよいよ離断した
頚部食道と下部食道を
繋げる為の延長手術が始まります。

首辺りにある頚部食道ろうを
段階的に下に下げていく手術です。
下部食道は1回目の手術後
肺に癒着しており
剥がしてしまうのは危険なので
頚部食道をメインに
伸ばしていくことになりました。


2回目の緊急手術とは違い
娘の将来の為の
前向きな手術だったので
暗い気持ちとはまた違いました。

また1,2回目程
長時間の手術ではないとの事なので
付き添いは私だけで
旦那は仕事終わりに病院に向かう事に。



この手術を頚部食道と下部食道が
繋がるまで繰り返していきます。
何回繰り返せば繋がるのかは分かりません。


この日頚部食道を1cm程伸ばし
頚部食道ろうは鎖骨辺りにきました。
ある程度突っ張るくらい
伸ばさないと伸びないので
娘が上を向いた時などに
より引っ張られて抜けてしまわないよう
安定するまでは鎮静剤で安静に。

しかし持続的に鎮静剤を投与しているので
娘も鎮静剤に慣れてきているのか
かなり動いており
見ていてかなり怖いです。おねだり


旦那は手術が終わる1時間前に合流。
今までの手術に比べて
リスクが少ないとはいえ
旦那は仕事中も娘が心配で
落ち着かなかったそうです。

手術が終わって
麻酔で眠っている娘の顔を見て
また眠っている日が続くと思うと
仕事を休み、手術前見送れば良かったと
後悔していました。


しかしそんな旦那の気持ちとは裏腹に
娘は1,2日後には
安静にしてておくれ〜〜!!
ってくらい元気に暴れていていました。笑
唾液が頚部食道ろうから出てきて
首に溜まりかぶれてしまい
痒くて暴れていたのもありますが...。

娘は口唇口蓋裂でもあるので
唾液だけでなく鼻水なども混じり
かなり粘度があるので
首の動きを制限している期間は
どうしても拭いきれません。
看護師さん達も
こまめに拭って下さっていますが
どうしてもかぶれは避けられなそうです。