6月1日の神祭りの日に、大阪十三の神津神社へ参りました。

 

氏神様並にお世話になっている神様です。

 

初めて訪れたのが40年前の二十歳の時でした。

当時、大阪の扇町に学生アルバイトの紹介所があり、そこで神津神社での十三戎のアルバイトを紹介してもらいました。

 

2日間、七福神の「福禄寿」の衣装と被り物(すごく頭が長かったです)を着用し十三界隈を練り歩き、会社やお店、個人宅を訪問し福を届ける、というアルバイトでしたが、時給が1000円と当時としてはかなり良く、昼はお寿司を振舞っていただき、とても楽しいアルバイトでした。

 

その後訪れることもほぼなかったのですが、約10年前に勤務地が十三になり、日々仕事で悩みを抱えていたこともあり毎朝参拝してから出社するようになりました。

週1回は本殿へ参拝し、あとの4日は鳥居の外から手を合わせて出社していたのですが、ある日、鳥居の外で手を合わせていた時に、足元でワン!という鳴き声がしました。

犬?と思ったのですが、よく見ると黒猫が私を見上げています。

「えっ 猫がワンっていう?」と目を丸くしたのですが、神津の神様が「遠慮せずに中に入りなさい」と仰っているように感じたので、翌日以降、別の勤務地へ転勤するまで、毎朝本殿へ参拝させていただきました。

 

神津の神様には仕事上のこと、日常生活のトラブルでもよくお助けいただきました。

当時、東淀川の市営住宅に一人暮らしをしていた母が、ご近所とトラブルになって軽い暴力・暴言行為にさらされたことがありました。

放置すると更にひどくなる恐れもあったので、住人に話をつけに行くため昼から半休を取り、神津の神様にご支援をお願いしてから現地に向かいました。

 

相手の在宅状況も不明で無駄足に終わる可能性もあったのですが、私が到着した時に偶然にも相手が外に出ており、無事相手を捕まえて「今後同様なことがあれば警察に被害届を出す。2度とこのようなことがないように」と念押しすることができました。

 

無事相手を捕まえ話をつけられたのも、神津の神様のお蔭と感謝しました。

 

願を叶えていただけることはもちろん、猫にワンと鳴かせたり、鳩に身体の周りを羽ばたかせたり等、結構な頻度で歓迎いただける、現実界に力を及ぼせるお力をお持ちの神様です。

 

居住地は違いますが、私にとって氏神様のような存在で、毎月1回はお参りさせていただいております。