もし無人島へ一冊だけ本を持っていけるとしたら・・・。
シルバーバーチの霊訓等のスピリッチャル系の本もいいのですが、ほぼ間違いなく
浅田次郎さんの「壬生義士伝」一択かなと思います。
確か正月の長時間のテレビ時代劇で、中井貴一さんが演じてらしたのを拝見して感動し、原作を読んでみようと思ったのがきっかけでした。
南部藩の足軽で文武に優れた吉村貫一郎が、貧しさ故にその日の食にも事欠く愛する家族を救うため脱藩し、新選組隊士として心ならずも人を切り、守銭奴と蔑まれながら命を賭して稼いだお金を家族へ仕送りし、最後まで全てを家族に捧げ尽くす、という物語で、家族愛・友情の美しさ、切なさ等 感極まって涙無くしては読めない本です。
今回、読むのは3度目ですが、恥ずかしながら電車の中でもやはり泣きました。
浅田次郎さんの本は、この壬生義士伝しか読んでないのですが、読むたびに感動で身が震えます。
本当に凄い作品です。
私の亡父も家族のためボロ雑巾のように身を捧げ尽くして働いてくれた人だったので、この本を読みながら父のことを思い出さずにいられません。
怠惰、易きに流れる自分にとって、生きる指針、人生の指針になる本ですので、繰り返し読み返し、少しでも人として美しく生きられるよう戒めにしたいです。

