今ゼメスターから、新しくピアノ協奏曲の勉強をしています。
最初のレッスンで、先生から違う版の楽譜を使った方がいいと言われたので、一旦大学の図書館で探しますが、お目当ての版は見つからず。
IMSLPのサイトにも探している版の楽譜がなかったので、楽譜を買うことに。
楽譜を買う時はいつもAmazonにお世話になっているのですが、検索をかけたら同じ表紙のものがたくさん出てきて、しかも値段もかなり違って掲載されていて、オケのスコアなのかピアノアレンジ版の楽譜なのか、グッズのミニチュアサイズのメモ帳なのかがサイトを見ただけではよく分からず、間違えて違うものを買ってしまうことは避けたかったので、楽譜屋さんに行くことにしました。
クラシック系の楽譜がある店舗と、
ポップス系の楽譜などを取り揃えている店舗が繋がっています。
作曲家ごとに綺麗に整理されているので、すぐにお目当ての楽譜を発見。
グランドピアノのオブジェクトの上にはかわいい音楽雑貨がありました🎶
オペラの絵本や、
教材も充実。
かなり前に、海外赴任でウィーンへ来ていた方の娘さんにピアノを教えるために教本を買ったことがあるのですが、五線上にある音の覚え方が音階のドレミファソラシドではなく、ト音記号で線上に書かれるのがドミソシレファラ…、線の間に書かれるのがレファラドミソ…と飛ばしで覚えることに衝撃を受け、思わず写真を撮っていたものを発掘しました。
しかも、ちゃんと音名の頭文字で語呂合わせが作られています。
Es geht hurtig durch Fleiß (Allein)
努力すればすぐにできる。
Der Fritz aß Citronen Eis (Gern)
フリッツはレモンアイスを食べた。
和訳がいまいちしっくりこないし、これで合っているのか分からないのでモヤモヤしていますが、とりあえず語呂合わせにしてまでもこういう覚え方をする、というメソッドが驚きだったので、そこに注目していただけたらと思います。
日本でもこういう教え方しているのかな…?
私が基礎を学んだは記憶にもないくらい昔のことなので、もしかしたら私もこういう覚え方をしていたのかもしれませんが、大学で教育学の授業を受けた際にも、ビギナーへの教え方のアプローチが斬新だと思った瞬間が何度もあったので、基礎導入の学び方の多様性を知りました。
留学したからこそ知ることができた知識や経験が、この先の未来で活かせたらいいなと思います。
今回無事に楽譜を入手し、練習しているピアノ協奏曲は、6月に開催されるクラッセンで弾く事が決まりました。
また先生と一緒に演奏できることに感謝しながら、より良い演奏を目指して本番の日まで頑張っていきます。
🌻