中学の同級生がウィーンに遊びに来てくれたので、ウィーンを案内してあげました。
まずは、お友達が行きたかった場所の一つであるシェーンブルン宮殿へ。
シェーンブルン宮殿の開館時間の8時半に待ち合わせ。
朝早い~💦と思いつつ頑張って早起きしたのですが、続々と観光客やツアー団体がやってきたので、開館時間と同時に入って正解でした。
大ギャラリー。絢爛豪華です✨
100万の間。当時の総工費が100万グルデンかかったことからそう呼ばれているのだとか。
フランツ・ヨーゼフの寝室。ここで、フランツ・ヨーゼフが亡くなったそう。
ナポレオンの部屋。ナポレオンがウィーンを征服した時に使用していたお部屋。
当時6歳だったモーツァルトがマリア・テレジアの前でピアノを弾いたという鏡の間。
床に滑って転んでしまったモーツァルトに手を貸し助けてくれたマリー・アントワネットに対して「将来お嫁にしてあげる」というとんでも発言をした有名なエピソードも、ここが舞台になっています。
今回は、宮殿の全室を見学するグランドツアーのチケットを買ったので、オーディオガイドを聞きながらじっくりと宮殿を見学して、宮殿の見学後はお庭を散歩したり、丘を登って景色を楽しんだりしました。
シェーンブルンのお庭には、コロナが流行っていた時期によくお散歩で行っていたのですが、宮殿の中に入るのは初めてオーストリアに来た2014年以来になります。
ウィーンに住んでしまうと、なかなかこういう観光地にはいかなくなってしまうので、この機会に訪れることができ良かったです。
お昼ご飯はウィーン料理のシュニッツェルをいただきました。
そして午後は、美術史美術館へ。
美術史美術館は、受験で訪れたとき以来一度も行っていないので、こちらも本当に久しぶりです。
有名な絵画を少しまとめてみました。
左から順にラファエロ作「草原の聖母」、ルーベンス作「毛皮をまとった妻」、フェルメール作「絵画芸術」
こちらは全てアルチンボルドの作品。
左から「水」、「火」、「夏」
「水」と「火」は、四大元素と呼ばれる四連作のうちの2つにあたるそうです。
フェリペ6世の宮廷画家だったベラスケスが手掛けた作品。
モデルになっているマルガリータ王女は、フェリペ6世の娘です。
⚠️右下の作品は、フアン・バウティスタ・マルティネス・デル・マーソという、ベラスケスの弟子が描いたマルガリータ王女の作品です!ややこしくてすみません。
そして、この三作品はブリューゲルの連作。
上から順に「暗い日」、「牛群の帰還」、「雪中の狩人」
プラハのロブコヴィツ宮殿で「干草の収穫」を見ているので、あとはメトロポリタン美術館に展示してある「穀物の収穫」を見ることができたら、コンプリートできます(笑)
同じブリューゲルの作品たち。
左上:バベルの塔 右上:ゴルゴダの丘への行進
左下:農民の踊り 右下:農民の婚礼
別の階には貴重な陶器やコインが展示してあります。
館内全ての展示をしっかり楽しむには、いくら時間があっても足りません!
美術館内のカフェがとても有名なのですが、行列ができていたため断念して、Café Mozartへ。
ここのカフェも訪れるのは受験のとき以来になります。
その時に食べたモーツァルト・トルテがとても美味しくて感動したので、また食べることができ幸せでした💓
夜はオペラ座でプッチーニの三部作を鑑賞。
ウィーンの芸術や文化にたくさん触れ、改めてウィーンの町や文化は素敵だなと思った一日になりました。
話が変わりますが、ひとつ前の記事でご協力のお願いをしたクラウドファンディングですが、皆様のご協力・ご支援のおかげで第一目標金額に無事に到達することができました。
ご支援くださった方、本当にありがとうございます!!
残り数日ですが、引き続きご協力のほどよろしくお願いいたします。
🌻