先日、コレペティのクラッセンがあり、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の1楽章を演奏しました。
伴奏することが好きなので、修士課程になってから始まるSchwerpunktという、何か一つの項目を重点的に学ぶ授業でコレペティを選択し、今学期からコレペティの授業を受けています。
もともとの楽曲がオーケストラの曲だと、弦楽器の音の鳴らし方に近い弾き方や、声部ごとによって楽器の弾き分けをしないといけなくて、普段のピアノソロ曲を弾く感覚とは全く違うので難しいです。
本番は、ヴァイオリニストの子も私も緊張していつもより演奏が速くなってしまいました。
演奏後の講評では、先生からこう言われました。
「オーケストラは大編成になるほどテンポを速くすることができなくなるから、自分が大編成のオーケストラを担っていると考えたら速くなれないはずだよ。」
ピアノのソロ曲でも、クラシックのソナタなどはオーケストラからインスピレーションを得ているものもあるので、オーケストラのイメージは持つように意識していたのですが、このコレペティの授業を通して自分のオーケストラに対するイメージがまだまだ足りないなと痛感しました。
次は、ブラームスのヴァイオリン協奏曲を勉強することになったので、この曲を通してオーケストラの知識をさらにつけて、自分のソロ曲にも活かせるように頑張って勉強していきたいと思います。
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