突然ですが、ヴァリアントカバーを知っていますか?
ヴァリアントカバーとは、通常版とは異なる表紙アートのことで、主にアメリカンコミックの販売形式として用いられているそうです。
私がウィーンで購読している漫画の一つ「僕のヒーローアカデミア」の30巻がヴァリアントカバーで登場しました。
ザ・アメコミって感じのイラストです。
しかし、私は堀越先生が描いたオリジナルバージョンを買いました。
ヴァリアントカバーの魅力でも、推しキャラが単独で表紙を飾っているのには勝てませんでした(笑)
僕のヒーローアカデミアは25巻から既刊されている最新刊の30巻まで、表紙に特別な加工が施されていて、暗闇で光る仕様になっています。
めちゃくちゃカッコよくないですか!?
こんな暗闇の中では漫画は読めませんが(笑)
30巻について語りたいことがもう一つあります。
この巻のサブタイトルは、「ダビダンス」
ダビはキャラクターの名前で、漢字で「荼毘」と書きます。
フランス語バージョンではサブタイトルが「Danse macabre」
サン=サーンスの曲名でもある「死の舞踏」となっています。
荼毘の日本語の意味をうまく活かした秀逸な翻訳だなと、とても感心しました。
翻訳の話題続きで、ドイツ語バージョンの面白いなと思ったことを紹介します。
ドイツ語バージョンでは、ウィーンの名物料理シュニッツェルがよく使われるのです。
呪術廻戦より。
本来ここのセリフはビフテキです。
これはまだいいのですが...
僕のヒーローアカデミアより。
シュニッツェル(ご飯付き)!?
出久くんの好きな食べ物はカツ丼です。
このように、元の設定が変わっちゃうのはどうかなと思うところはありますが...
ドイツ語バージョンの遊び心溢れる翻訳の一つとして受け入れています(笑)
言葉に興味がある私にとって、どう翻訳されているのかという点に注目して読むのは本当に楽しいです。
まだまだ語りたいことは山ほどありますが、長くなってしまいそうなので、強制終了します(笑)
唐突な私の趣味トークを最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!
🌻