父のこと | 【常時疲労状態】―意識のバトルロイヤル―

【常時疲労状態】―意識のバトルロイヤル―

ブログ主:天涯孤独・躁鬱病・セクシャルマイノリティー。

苛め・ヒキコモリ・寝たきりの親の看護・看取り経験あり。

こんな人間のぼやきです。

父は、母の看護を自分だけで背負いたくない為、私を外に出したがらなかった。

せめて一晩家から離れたい、と云っても、どうせ母のことが気になるだろうから~と

遠回しだが強固に反対した。(一人で看るのは心細い、とハッキリ言ってくれればまだよかった)

私にお見合い話が来たらしいのだが、今は困る、と断ったそうだ。(他界後に別の方から聞いた)

しかし周囲には、母の看護は父だけでしているように話していたのだ。

だから、今でも父が一人で母を看ていた、と思い込んでいる方もいる。

子供の頃から父のそういう面が赦し難かった。

何かに対して反論のような意見があると、母に言わせるよう仕向けていた。

そんな時は、私はそんなこと考えていませんよ、妻ですよ、という顔をしているのだ。

自分だけがいい人に思われたい気持ちが強く、妻子さえ悪者?にしてしまう。

子である私にとっては、情けなかった。恥ずかしかった。

だから似たような面を自分にも見付けると、とても厭な気分になるのだ。