「窓」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。
マイクロソフトのwindows・・・松山千春「窓」・・・窓際のトットちゃん・・・
今や光を取り込み、また窓の外をぼんやり眺めたり、窓の価値は高いと思いますが
その歴史はルネッサンス以前は真逆だったらしいです。
古代ギリシアでは、窓はただの四角い穴でしかなく、
換気や明かりを取り入れる以外はゴミや汚物を捨てる開口部でしかなかったようです。
窓から外を眺める人はほとんどおらず、とても低い位置にあったようです。
それは窓は霊魂の通り道だと考えられており、悪霊や悪疫が窓から侵入するをを恐れていたからに他ならない。
アテネの風の塔と呼ばれるホロロギオンは、明かりとりと風の通し穴としての小さな窓があるだけ。
この時代にwindowsが作られていたら、別の名前を付けたかも