初めの挨拶を除けばこれが初投稿ということになるのだが、しょっぱなからGID――性同一性障害に関する話題とそれに関する妄想的呟きをしたいと思う。
つい最近、人の身体の諸機能を学ぶ 生理学 という学問の講義が終了した。自分は以前から生物や化学といった科目が好きな部類の人間だったので若干寂しいものがあったのだが。まあそんな心境で迎えた最後の講義の内容が、生殖器(成長)と老化についてだった。生殖器に関する話題ということでGIDの話が出たのである。
教科書やそこらの書物では大抵、「GIDとは外生殖器と性自認、セックス(生物学的性)とジェンダー(心理・社会的性)の不一致に悩む人のこと」とだけ記述してあり、どうしてそうなるのか明確に説明している文章を、自分は見たことがなかった。が、この生理学最後の講義にて一つの説を耳にすることが出来た。
それは、脳の性分化よりも先に外生殖器が形成されるから。つまり、見た目が決まったあとに男脳か女脳かが決定するというシステムにエラーが発生したからである。
あまりにも適当すぎてどうしようもないので、セックスは女性でジェンダーが男性の場合を例にとって説明・補足する。
まず精子と卵がくっ付く――即ち受精すると、その時点で性染色体がXXに定まる。そして
XXに決定→外性器が♀になった→脳が♀になった
という流れで分化していくのが普通だとされている。が、GIDの場合
XXに決定→外性器が♀になった→Y染色体が活発化した→脳が♂になった
つまり、Y染色体が何らかの理由で活発化したせいで脳が男性化した ということと考えて良いだろう。なお、Y染色体が活発化する「何らかの理由」だが、母体への強いストレスや強い不安ではないかとのことである。
確かにあり得そうな話ではあると思う。もし本当だとしたら、このシステムを設けたカミサマを「手抜きすんな」などと罵倒しても罰は当たらないだろう。
しかしやはり一説に過ぎないし、そもそも 性染色体がXXならば外性器も脳も女性になるのが“普通” という決めつけが個人的に気に入らない。“普通”や“常識”が、時と場合と個人によって変わるものだという事を配慮していない。ついでに言うと、“男脳”“女脳”という単語も気に食わない。
と、ここまで色々好き勝手に綴ってきたが。
要するに“普通”“マジョリティ”“異常”“マイノリティ”…名詞としては確かに存在しているものの、その単語が持つ意味はいとも容易く変化するという当ったり前なことを再確認したかっただけである。
考えることを放棄して、世間が言う“普通”に混じって生きることが出来たらどれほど楽だろう。しかしそれをしてはならないというのは分かるし、したくない。
いつか腑に落ちる結論に達したい…何年後の話になるのやら(´Д`)