店長が儲かっている系列スーパーから来た人に代わりました。経営改善策として、直営売り場を縮小し今勢いのある専門店を入れる事になり、売り場の改装がありました。私に言わせれば売れない物を売れる物に入れ替えて売り場を充実させるべきではないのかと思うのですが・・・スペース貸しで他社に頼るのは本来の使命の放棄でしかありません。私がメーカーに勤めていた時は円安で苦労しましたが、当時の社長は為替で儲ける虚業を軽蔑していました。
改装で従来あったセール品を並べる通路側のスペースが無くなりましたが、セール用の商材は相変わらず送り込まれてきます。今回は来年から始まる工事の前で空きがありますので何とか場所を確保し箱から出して展示しましたが工事が始まったら来月からセール品を展示する場所がありません。しかも毎回売れ残るのですが今回は売り場がぎゅうぎゅうで撤収する場所もありません。本当は展示品は他店に振り替えNGですがこっそり元の箱に収めるしかないかも?
車のハンドルは適度な「遊び」が必要だと言いますが、スペースも「ゆとり」が必要だと思います。

追記:

バックヤードが離れていて、しかも人で混雑する生鮮売り場の中を通る為、レジの負担軽減を考え従来からセール期間中は対象品を運搬用の台車に載せてレジの横に置いていました。今回も4日間通しと1日限りのセール品を準備しましたが、昨日売り場に行ったところ、RENUALオープンの視察に来た本部の部長が台車を置くのはNGと言って撤去を指示したそうです。夕方お客さんがチラシを持参されて当日限定の品物を購入されたいと来店しましたのでバックヤードに取りに行きました。従来よりも2.5倍程遠くなり時間がかかります。本部の部長は台車だけでなくレジ周りに置くものは出来るだけお客さんに見えない様にする様にとも指示したそうです。作業効率よりも見栄えを気にする部長の様ですがスーパーに来たお客さんがそんな見栄えを気にするとは到底思えません。効率よりもかっこつけの大企業病の会社はいずれ市場から淘汰されるでしょう。