ヒルズ不動産コンサルティングの経済と不動産との関係について。

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不動産と経済との密接な関係を日経新聞の情報をもとに提供致します!


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膨らむ日銀

 

おはようございます。

久しぶりの投稿です。

 

日銀の動きと不動産の金利を常にチェックをしていて、気になる記事があったので投稿させてもらいました。

標題にも載せたのですが、来年はアメリカの中央銀行(FRB)を抜いて、世界最大の中央銀行に。。。という記事が出ていました。

 

文字的には非常にポジティブな感じがしますが、これは危険な兆候です。

 

まず、中央銀行の資産が増える理由は、以下の通りです。

 

ⅰ 日本国債の購入

ⅱ 不動産REITの購入

ⅲ ETF(上場投資信託)の購入

 

が主な原因です。ご存知の通り、アベノミクスの最大の財政政策はQQE(量的質的金融緩和)です。

この政策が始まる以前とその後では、日銀の資産が3倍に膨れ上がっています。

 

根本的な問題として、日銀の資産が増えていくことで何が問題かと思われる方も多いかと思います。

その理由は、日銀が中央銀行たる所以だからです。

日銀はⅰ~ⅲを購入するためにお金を刷ります。

その刷ったお金で資産を購入することになります。

その結果、上記ⅰ~ⅲを購入した場合、資産の部に計上される反面、刷ったお金は負債の部に計上されることになります。

その結果、負債も同様に増えてしまうことになるからです。

 

負債が増えてしまうとどうなるかというと、わかり易く例えれば国債の償還の時期が来た場合の例を上げます。

現在、国債は0金利政策もあり、発行価格より日銀は高値で購入しています。

ただ償還時は発行価格なので、その時点でマイナスが出てしまいます。

他にも購入時よりも少しでも価格が落ちれば、赤字を計上してしまう可能性が高いからです。

 

ちなみに中央銀行が破綻しないという事はないです。

ただ破綻する前に国際機関(IMFなど)や影響を受ける国々からの支援があるのが普通ですが。。。

 

そういう関係から早めに出口戦略を検討しないと危険という事なのです。

アメリカも日本同様、物価目標の指数を諦め、中央銀行の資産縮小を始めました。

その結果、アメリカの住宅金利は上昇しています。同様の動きはヨーロッパ中央銀行も同じです。

 

ただ、最も恐ろしいのは日銀内でのこのような危機状況が見えてこないのが恐ろしいです。

総理と仲良しの黒田総裁は、このような景気を冷え込ませる政策は出せないでしょうが。。。

 

でも安倍総理退陣となれば、出口戦略が財務省も含め、真剣に検討されることは間違いないと思われます。

 

住宅ローンの金利と国債の金利は連動していること、国債の金利が上がれば住宅ローンの金利も上がるので

不動産の購入を検討されるときは、将来上がる可能性も含め、無理のない支払い方法を組んでくださいね。

 

 

不動産コンサルタント 岡 将太

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