五輪=開会式の映像、花火など一部は事前制作による合成
8月12日、北京五輪開会式の映像は、花火など一部は事前制作による合成だったことが明らかになった。写真は8日の開会式(2008年 ロイター/Gary Hershorn) |
[北京 12日 ロイター] 世界的に高い評価を受けた北京五輪の開会式だが、花火などの映像の一部は事前に制作されていたものだったことが分かった。北京五輪組織委員会(BOCOG)の関係者らが12日に明らかにした。
花火や華麗な踊りで観衆を魅了した開会式の様子は、世界中で約10億人が視聴したと推定されている。
BOCOGの王偉副会長は記者団に「一部の映像は、演出効果のために開会式の前に制作されていた」と説明。事前に制作されていた映像には、北京の上空に浮かび上がった花火による「足跡」なども含まれているという。
|