新企画(といっても続けるかどうかわからない)忠臣蔵十大ニュース、2015年版。忠臣蔵文化に関わる今年のニュースから、独断と偏見で選定!
では早速第10位「青島の盆踊り復活」
愛媛県大洲市の青島で行われていた、義士衣装で踊る盆踊り(愛媛県指定無形民俗文化財)が、昨年過疎化のために実施できなかったものを、今年は対岸から応援が駆けつけて実施したという話題。忠臣蔵にまつわる文化が日本各地に存在するということ、過疎化で民俗的なものが絶滅の危機に瀕していること、地域間の協力のあり方など、さまざまな問題を考える糸口になる。こうしたネタを拾い上げる赤穂民報さんの姿勢に敬意を表して、ベスト10入りさせていただいた。
第9位「三次義士祭中止」
こちらは逆に、これまで行われていた義士祭が中止になったという話題。残念ではあるが、別の形で忠臣蔵文化への関心を表し続けるとのことなので、今後の展開に注目しておきたい。
第8位「碁盤太平記の復活」
四代目中村鴈治郎襲名披露歌舞伎座公演で40年ぶりの復活上演がされた。近松の原作に基づいて作られた新歌舞伎で玩辞楼十二曲のひとつ。小芝居ではされることがあっても大歌舞伎の本公演ではたえていたものである。こうやって時々虫干ししないと、多彩な忠臣蔵文化が伝承されない。
第7位「花の忠臣蔵刊行」
野口武彦氏の忠臣蔵三部作の掉尾、『花の忠臣蔵』が刊行された。野口節全開の意欲作、賛否はあろうが、義士ファン必読である。
第6位「国本武春師急逝」
今年も訃報がいくつも伝えられ、今福将雄さん・原節子さんなど忠臣蔵作品にゆかりの方はいたのだけれども、年末にきた「うなるカリスマ」国本武春師の急逝は大きな衝撃だった。2月の三津五郎丈もだけれど、日本の古典芸能をこれから背負っていくはずのエースが、突然退場するという事態に残念という言葉では足りないほどのものを感じる。
第5位「泉岳寺隣接マンション完成」
昨年から継続の泉岳寺隣接マンション建設問題、反対運動にもかかわらず完成してしまい、守る会も活動を休止した。ただし、運動は大きな波紋を呼び、区の景観計画も改正されるなどの成果はあった。途中までの経過を記した『平成忠臣蔵』も刊行されており、こちらを十大ニュースに入れようかとも思ったのだが、一件のまとまりとしては、やはりこちらの残念な結果をとるべきだろうと…。
第4位「ラスト・ナイツ日本公開」
紀里谷和明監督の「ラスト・ナイツ」お待たせの公開である。大ヒットと言うのは語弊があろうが、まずまずの成績と言うことでひと安心。忠臣蔵文化の新たな広がりを感じさせる一本であった。
そして、いよいよベスト3の発表です。
第3位「忠臣蔵ウィークの進化」
赤穂市の忠臣蔵ウィーク、4年目を迎えて一皮むけた感じ。従来のものの上に新たな工夫が加わる。オーディオドラマも改訂版が出るし、山科から子ども歌舞伎を迎えるし、幻の天守閣十周年企画ですごいイルミネーションはやるし…。これからの忠臣蔵イベントの方向性を示している。
第2位「もりいくすお氏ブレーク」
われらがもりいくすお氏が、年末にテレビ出演、講演など立て続けの活躍でプチブレーク。アートブックのグランプリ受賞なども併せて1位かなと思ったのだが、まだまだこれから本格ブレークがあると考え、2位にしておいた。
そして栄えある(?)第1位は
「尾上松之助の実録忠臣蔵発見」
パテベビー版とはいえ、作品としてまとまった形で発見されたことは素晴らしい。忠臣蔵文化だけではなく、日本映画史にとって貴重な資料なので、こちらを1位にしました。
いい加減なランキングでお届けしましたが、一言でいうなら、今年もいろいろありました。さあ、2016年はどんなニュースが飛び出すでしょうか。
では早速第10位「青島の盆踊り復活」
愛媛県大洲市の青島で行われていた、義士衣装で踊る盆踊り(愛媛県指定無形民俗文化財)が、昨年過疎化のために実施できなかったものを、今年は対岸から応援が駆けつけて実施したという話題。忠臣蔵にまつわる文化が日本各地に存在するということ、過疎化で民俗的なものが絶滅の危機に瀕していること、地域間の協力のあり方など、さまざまな問題を考える糸口になる。こうしたネタを拾い上げる赤穂民報さんの姿勢に敬意を表して、ベスト10入りさせていただいた。
第9位「三次義士祭中止」
こちらは逆に、これまで行われていた義士祭が中止になったという話題。残念ではあるが、別の形で忠臣蔵文化への関心を表し続けるとのことなので、今後の展開に注目しておきたい。
第8位「碁盤太平記の復活」
四代目中村鴈治郎襲名披露歌舞伎座公演で40年ぶりの復活上演がされた。近松の原作に基づいて作られた新歌舞伎で玩辞楼十二曲のひとつ。小芝居ではされることがあっても大歌舞伎の本公演ではたえていたものである。こうやって時々虫干ししないと、多彩な忠臣蔵文化が伝承されない。
第7位「花の忠臣蔵刊行」
野口武彦氏の忠臣蔵三部作の掉尾、『花の忠臣蔵』が刊行された。野口節全開の意欲作、賛否はあろうが、義士ファン必読である。
第6位「国本武春師急逝」
今年も訃報がいくつも伝えられ、今福将雄さん・原節子さんなど忠臣蔵作品にゆかりの方はいたのだけれども、年末にきた「うなるカリスマ」国本武春師の急逝は大きな衝撃だった。2月の三津五郎丈もだけれど、日本の古典芸能をこれから背負っていくはずのエースが、突然退場するという事態に残念という言葉では足りないほどのものを感じる。
第5位「泉岳寺隣接マンション完成」
昨年から継続の泉岳寺隣接マンション建設問題、反対運動にもかかわらず完成してしまい、守る会も活動を休止した。ただし、運動は大きな波紋を呼び、区の景観計画も改正されるなどの成果はあった。途中までの経過を記した『平成忠臣蔵』も刊行されており、こちらを十大ニュースに入れようかとも思ったのだが、一件のまとまりとしては、やはりこちらの残念な結果をとるべきだろうと…。
第4位「ラスト・ナイツ日本公開」
紀里谷和明監督の「ラスト・ナイツ」お待たせの公開である。大ヒットと言うのは語弊があろうが、まずまずの成績と言うことでひと安心。忠臣蔵文化の新たな広がりを感じさせる一本であった。
そして、いよいよベスト3の発表です。
第3位「忠臣蔵ウィークの進化」
赤穂市の忠臣蔵ウィーク、4年目を迎えて一皮むけた感じ。従来のものの上に新たな工夫が加わる。オーディオドラマも改訂版が出るし、山科から子ども歌舞伎を迎えるし、幻の天守閣十周年企画ですごいイルミネーションはやるし…。これからの忠臣蔵イベントの方向性を示している。
第2位「もりいくすお氏ブレーク」
われらがもりいくすお氏が、年末にテレビ出演、講演など立て続けの活躍でプチブレーク。アートブックのグランプリ受賞なども併せて1位かなと思ったのだが、まだまだこれから本格ブレークがあると考え、2位にしておいた。
そして栄えある(?)第1位は
「尾上松之助の実録忠臣蔵発見」
パテベビー版とはいえ、作品としてまとまった形で発見されたことは素晴らしい。忠臣蔵文化だけではなく、日本映画史にとって貴重な資料なので、こちらを1位にしました。
いい加減なランキングでお届けしましたが、一言でいうなら、今年もいろいろありました。さあ、2016年はどんなニュースが飛び出すでしょうか。