赤穂民報の記事より、ちょっといい話。
赤穂在住の元会社員が、外国人に赤穂義士のことを知らしめたいと、市の発行する副読本『赤穂義士物語』を英訳したとのこと。
もともと英語に関わる仕事をされていたうえに、阪南大学教授の監修を得たもの、ということで、きっとしっかりした英文なんだろう。
英語題“the Ako Fellowship ~the 47Loyal Retainer”も特徴的。義士とか浪士とか、ピッタリした英語がないので“47RONIN”なんてやるのが普通なのに、逃げなかった。逆に日本語にしづらいのだが、Fellowshipというと、同志とか一味というニュアンスだろう。なかなかうまい。Retainerも家来を意味する古語ということで、「浅野内匠頭家頼」にこだわった義士にふさわしい。
今後はこれを定訳に、といいたいところだが問題は普及方法。私家版で百部では、外国人の目に触れる機会もさして多くないだろう。しかるべき組織で広めないといけないだろうが、そういう道は開けていないらしい。残念なことである。