いよいよ今月レクサプロが日本でも発売される。


件の抗うつ薬ランキングの有効性で1位のレメロン/リフレックスについで2位、忍容性では2位のジェイゾロフトをやや引き離しての1位と、満を持しての登場だ。


ところで、このレクサプロはセロトニンに対する選択性が高く、ノルアドレナリンの再取り込み阻害によって振戦、低血圧、頻脈、睡眠障害などの副作用が少ないことが期待されているそうだ。しかもあまり体重増加の副作用がないらしい。


でもこれって、アモキサンやノリトレン、ルジオミールの立場はどうなるんかい。

ノルアドレナリンの再取り込み阻害が強い薬は「気持ちの持ち上げ」の効果があるようなので、それを抑えてセロトニンにだけターゲットをするということは鎮静が強いのかな。


しかも、ランキングにおいてすでに日本で発売されているジェイゾロフトもなかなかの評価(有効性4位、忍容性2位)なので、ジェイゾロフトに効果を感じている私みたいな場合は、あえて切り替える必要もないような気がする。


ひとつ気になるのは、標準容量が10mgに設定されていること。薬価のつけ方を見るとレクサプロ10mg錠とジェイゾロフト50mg錠が同じくらいになっているが、かたや10mgで結構効果があるのと、かたや100mgでも足りないんじゃないかと言われている。もしレクサプロ10mgで効果が出るんだったら、薬代が半分近くなる。


次回の診察までには発売されているので、一度トライしてみるかなぁ。

ただ、初年度は2週間縛りがあるから病院行くの面倒だなぁ。